『エルドレインの森』プレビュー開始!
エルドレイン次元への再訪だね!
アリーナでのリリースは9月5日(木)、
テーブルトップでのリリースは9月8日(金)だ!
統率者候補の新カードを色別にプレビュー
黒単
伝説のネズミの新作。
マナ不要で横展開&墓地対策できるが、生成するトークンがブロックできないため防御面で不安が残る。
《無慈悲》など防御カードを併用しつつ、ネズミ部族らしく大量展開したい
ジャンプスタートのカードであり、『エルドレインの森』コレクターブースターでも入手可能。
ネズミ・フェアリーというよりネズミ・デーモンじゃね!?
赤単
ストーリーではウィル側についていたが、能力的にローアンと相性良いのが皮肉。
《ラースの灼熱洞》《焦熱の解放》などダメージを2倍3倍するエンチャントを貼ると倍率ドン!
新規キーワード能力の祝祭を持つアグロな伝説クリーチャー。
1対1戦なら強いけど、初期ライフ40点もある統率者戦だと削り切れなそう…
アゾリウス(白青)
両親もプレインズウォーカーの灯も失ったウィルが伝説クリーチャーとして再カード化!
リリースノート待ちだが、《歪んだ日食、ヘリオッド》の常在型能力によるコスト軽減効果と異なり、起動型能力解決時点のライフ回復量でXの値が固定されると思われる。
起動前になるべく大量ライフ回復したい
アゾリウスカラー(白青)は雪の女王が元ネタ。
こちらの効果でタップさせて、さらに1支払う必要があるため、見た目以上にマナ喰い虫。
過去にも、同じ固有色でタップテーマの統率者がいたような…!?
《氷冠のヒルダ》同様、タップテーマの伝説クリーチャー。
ETB能力でほぼ1ドローできるし、ドロー誘発にマナはかからないので、派手さは無いが《氷冠のヒルダ》よりマナに余裕はできそう。
部族的にも恵まれているので、マーフォークかウィザードに特化すると良さそう♪
ディミーア(青黒)
固有色にしてはかなり直接的な勝ち筋を持つフェアリー。
《フェアリーの大群》《雲石の工芸品》と組み合わせれば、簡単に無限ライフロスできそうだ
ストーリーで、主人公ケランを導いた妖精王。
統率者戦なら、低い値選んでおけば何回かヒットしそうだけど…
レジェンドルールを無視するコピーカードで、複数体生成できると凶悪!
1~10全部選んで、対戦相手を動けなくしてしまおう!?
ラクドス(黒赤)
ラクドス(黒赤)カラーはハーメルンの笛吹き男が元ネタ。
『エルドレインの王権』でも、ハーメルンの笛吹き男が元ネタの《群れの笛吹き男》が既にあったね。
両方採用して、ネズミ部族デッキにするのが良さそう♪
両親もプレインズウォーカーの灯も失ったローアンも伝説クリーチャーとして再カード化!
ストーリーではウィルと決別してしまい…!?
《平和の世継ぎ、ウィル》と対となる、ライフロス量分コスト軽減する起動型能力。
しかし、ライフ回復と異なり、ライフロスの方がライフを任意の量支払える軽量カードが存在するので凶悪!
グルール(赤緑)
グルール(赤緑)カラーは赤ずきんが元ネタ。
ストーリーで活躍した少女、ルビーのカード化。
速攻付きマナ・クリーチャーは珍しいね。
パワー4以上のクリーチャーがいれば3/4になって打点もアップ!
…だけど、統率者指定したいかというと微妙
ストーリーでは、忌まわしき眠りに関わる魔女の1人。
統率領域に置ける《訓練場》だが、固有色上《訓練場》と併用できないのが残念
セレズニア(緑白)
セレズニア(緑白)カラーは美女と野獣が元ネタ。
新規メカニズムの役割・トークンをETB誘発で生成し、オーラが付いている自軍クリーチャーへのロード能力も持つ。
ただし、自身は5マナ4/4バニラ相当。
横展開するほどオーラ付与が間に合わず、ロード能力も行き渡りにくくなる。
単騎でオーラを貼りまくる《霧を歩むもの、ウリル》のようなデッキを目指すか…!?
まどろっこしい文章だが、同名のエンチャントが無ければ対象に取れ、そのエンチャントのコピー・トークンを生成できる。
オーラならアンタップできるから、何かしらコンボできそう。
固有色が5色だったら、《動く死体》を《死体のダンス》代わりに《合成ゴーレム》釣ってゴーレムダンスコンボできたのに~
オルゾフ(白黒)
オルゾフ(白黒)カラーは白雪姫が元ネタ。
ストーリーでローアンをそそのかした魔女、エリエットのカード化。
新規メカニズムの役割・トークンと相性が良い、オーラ特化デザインの伝説クリーチャー。
エンチャント(クリーチャー)だけだと場持ちが悪いので、呪いなどクリーチャー以外につけられるオーラも併用したい
ETBによる墓地回収、エンチャントのPIG誘発で強化&占術と、決して弱くは無いが…
脅威になるには悠長なサイズで、占術もハンドアドは稼げない。
エターナルエンチャントとの相性は良さそうなので、ぐるぐる使い回したい
イゼット(青赤)
イゼットカラー(青赤)は魔法使いの弟子が元ネタ。
今回再録された当事者カードは、出来事もしくは本体どちらかがインスタントやソーサリーなら、その特性側のみ選んで唱えられるぞ
ゴルガリ(黒緑)
ゴルガリ(黒緑)カラーはヘンゼルとグレーテルが元ネタ。
お菓子の家を彷彿させる、食物テーマの伝説クリーチャー。
直近の『指輪物語:中つ国の伝承』統率者デッキ-食べ物と仲間-が食物テーマなので、白要素を抜いてデッキ構築すると良いかも!?
ボロス(白赤)
ボロス(赤白)カラーはシンデレラが元ネタ。
ミラディンのために!は、1枚のカードで2つパーマネントを展開できるし固有色もピッタリ!
ただし、条件満たしても自ターンに+1/+1カウンター1個だけなので、統率者指定したいかというと…
本セットの主人公。
ストーリーの最後では、驚くべき出生の秘密が明かされて…!?
初の当事者カードの伝説クリーチャーだね
本体は赤単だが、出来事に白を含むため、固有色上はボロス(赤白)カラー。
横展開しつつ《フェイの血筋のケラン》を縦展開し、40点ライフと統率者ダメージ21点を同時に狙おう!
シミック(緑青)
シミック(緑青)カラーはジャックと豆の木が元ネタ。
さらにマザー・グースとも掛かっている。
《ハイドロイド混成体》を彷彿させる性能だが、速効性やドロー性能は劣る。
食物テーマにするよりは、ハイドラ部族デッキにしてXテーマと併用した方が強いかも!?
本セットから領界路編が始まったことを象徴する伝説クリーチャー。
エルドレイン次元にも関わらず、プレインズウォーカーではないラヴニカ次元のヴィダルケンが訪れている。
※次元名を誤っていました。
コメントでのご指摘ありがとうございましたm(_ _)m
マナの使用用途が厳しめだけど、マナ総量5以上テーマやX呪文テーマでデッキ組むには2マナは嬉しいね
ルーターはおまけだが、自身からわざわざマナ生成しなくてもマナが足りる中盤以降は有難いか
バント(緑白青)
セットブースター/コレクターブースター限定収録の、《ジンジャーブルート》の創造主。
ゴーレム部族はあれど、アーティファクト・タイプである食物に対してのロード能力は初!
クリーチャーが死亡しても、実質3/3トランプルでボードアド損を軽減できるね
《食物連鎖》+《永遠の災い魔》or《霧虚ろのグリフィン》で無限トークン…と思ったが、《食物連鎖》は追放なので誘発しませんでした。
コメントでのご指摘有り難うございますm(_ _)m
ジャンド(黒赤緑)
セットブースター/コレクターブースター限定収録で、コルヴォルドも2度目のカード化!
本セットは、協約や食物・トークンなど生け贄に捧げるアクションが多々あるとはいえ、《陽気な大食漢、コルヴォルド》自身に貪食のようなサクる能力が無いのが難点。
フェッチランドや宝物・トークンなど、マナ不要でサクれるパーマネントを多めに採用したい
トークンは気兼ねなくサクれるけど、サボタージュ能力のカウントに貢献しないのも悩ましい~
ティムール(緑青赤)
巨人にしてはマナ総量が低いが…
《快楽の渇望》から唱えようとすると結局は5マナスタート。
当事者カードを大量採用し、なるべくヒットするようにデッキ構築したい
無色
前作『エルドレインの王権』公式トレーラーで、恋人がガラクに食べられてしまった。
それでプレインズウォーカーに対して激おこなのね
食物よりは宝物・トークンとの相性が良いが、統率者指定すると《息詰まる徴税》《波止場の恐喝者》など優秀な宝物・トークン生成カードを採用できない。
直近の『統率者マスターズ』統率者デッキ-エルドラージ解放-が無色デッキなので、アーティファクトテーマに寄せて組むと良いかも!?
統率者デッキ
美徳と武勇
エンチャントレスのドロー条件が《トレストの密偵長、エドリック》になったような伝説クリーチャー。
オーラを大量採用しなくても、賢者・役割・トークンをばら撒いて自己完結しているのがズルい
役割・トークンは重ね張りができないので、クリーチャーを横展開する方が重要かも!?
役割・トークンテーマの伝説クリーチャー。
なお、各役割・トークンの効果は以下の通り。
- 王族:+1/+1修正&護法1
- 魔術師:+1/+1修正&攻撃誘発で占術1
- 怪物:+1/+1修正&トランプル
地味にトークン・クリーチャーだと誘発できないのが痛いね
明滅するだけだと、役割・トークンをつけるクリーチャーが足りなくなりかねない。
《エント最後の進軍》などで、非トークン・クリーチャーを大量展開するのが良いかも
フェイの領土
ディミーア(青黒)カラーは眠れる森の美女が元ネタ。
部族的にはフェアリーが充てられており、ローウィン・ブロックの青黒フェアリーを彷彿させる。
ロード能力も追加ドローも、フェアリーを横展開してこそ。
《苦花》などトークン生成カードも駆使して、盤面をフェアリーで埋め尽くそう
アリーラ2度目のカード化!
《巧妙な工作員、アリーラ》がアーティファクトやエンチャントテーマだったのに対し、《狡猾な征服者、アリーラ》はより純粋なフェアリー部族テーマとなっている。
インスタントや瞬速も固有色上採用しやすいから、デッキ構築しやすそう♪
さいごに
フルスポイラーまで更新するよ♪
コメント
緑の亀は伝説ではないのでは?
ブレナードの食物生成能力は死亡誘発なので食物連鎖での追放の場合無限トークンは成立しないのではないでしょうか?
ご指摘ありがとうございます。
《開花の亀》はあまりに能力が強すぎて伝説と勘違いしてました。
ご指摘通り伝説ではありませんので、本記事からは削除いたします。
また、《菓子の造形家、ブレナード》については、確かに《食物連鎖》側が追放なので成立しません。
併せて訂正させていただきます。
シミックの度胸ある冒険者、トロヤンはミラディンではなくラヴニカ出身です…
あと同じところでエルドレインではなくカルドハイムになってますね…
ご指摘ありがとうございます。
ヴィダルケンというだけでミラディン次元だと思ってしまいました。領界路つながる前から様々な次元に存在したんですね。
カルドハイム次元は、領界路調べてながら記事書いてたせいで引っ張られてしまいました。
記事修正させていただきます。