今回のカジュアル統率者
2色の伝説レア・クリーチャーサイクルの1枚。
『イニストラード:真夜中の狩り』の統率者候補カードレビューはこちらの記事でまとめているよ
キャラクターとしては、審問官の刃や天使殺しの異名を持ち、エムラクールの狂気を自らの意志の力だけで跳ね除け、手が届かなかったからと野生のグリフを手懐けて乗りこなす超人。
そんなエピソードに反して、カード性能としての《確固たる討伐者、レム・カロラス》自身は強くない。
白の役割である味方へのダメージ軽減と、赤の役割である火力強化を併せ持つ。
そこで、今回は両方の効果を活かすデッキ構築をしてみた
デッキ内容
- カード名後ろに★があるのは、火力強化できるカード
- カード名後ろに◆があるのは、本デッキのキーカード
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【統率者 1枚】
1 《確固たる討伐者、レム・カロラス/Rem Karolus, Stalwart Slayer》
【クリーチャー 22枚】
1 《朱地洞の族長、トーブラン/Torbran, Thane of Red Fell》★
1 《燃えさし口のヘリオン/Embermaw Hellion》★
1 《火の召使い/Fire Servant》★
1 《極悪な二人組/Fiendish Duo》★
1 《黄金夜の刃、ギセラ/Gisela, Blade of Goldnight》★
1 《雨ざらしの旅人/Weathered Wayfarer》
1 《拠点の守備兵/Bastion Protector》
1 《調和の守り手/Keeper of the Accord》
1 《競技場の首長/Arena Rector》
1 《アカデミーの学長/Academy Rector》
1 《太陽のタイタン/Sun Titan》
1 《波止場の恐喝者/Dockside Extortionist》
1 《遁走する蒸気族/Runaway Steam-Kin》
1 《語りの神、ビルギ/Birgi, God of Storytelling》
1 《帝国の徴募兵/Imperial Recruiter》
1 《宝捕り/Treasure Nabber》
1 《火の悪魔/Wildfire Devils》
1 《憤怒/Anger》
1 《逆噴射のヘルカイト/Backdraft Hellkite》
1 《原初の嵐、エターリ/Etali, Primal Storm》
1 《さまようアルカイック/Wandering Archaic》
1 《荒廃鋼の巨像/Blightsteel Colossus》
【インスタント 4枚】
1 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
1 《雷電支配/Electrodominance》
1 《偏向はたき/Deflecting Swat》
1 《憤怒の嵐/Fury Storm》
【ソーサリー 21枚】
1 《向こう見ずな実験/Madcap Experiment》◆
1 《セヴィンの再利用/Sevinne’s Reclamation》
1 《神の怒り/Wrath of God》
1 《啓示の刻/Hour of Revelation》
1 《地底の揺れ/Subterranean Tremors》
1 《ギャンブル/Gamble》
1 《信仰無き物あさり/Faithless Looting》
1 《汚損破/Vandalblast》
1 《ぶどう弾/Grapeshot》
1 《Wheel of Fortune》
1 《ボーナスラウンド/Bonus Round》
1 《連鎖反応/Chain Reaction》
1 《ミジックスの熟達/Mizzix’s Mastery》
1 《チャンドラの灯の目覚め/Chandra’s Ignition》
1 《熱狂のリフレイン/Rousing Refrain》
1 《拡散する暴動/Spreading Insurrection》
1 《記憶の点火/Ignite Memories》
1 《マナ噴出/Mana Geyser》
1 《力の頂点/Apex of Power》
1 《絶滅の星/Star of Extinction》
1 《冒涜の行動/Blasphemous Act》
【アーティファクト 0枚】
なし
【エンチャント 13枚】
1 《焦熱の解放/Fiery Emancipation》★
1 《土地税/Land Tax》
1 《盲従/Blind Obedience》
1 《信仰の守り/Shielded by Faith》
1 《沈黙のオーラ/Aura of Silence》
1 《独演の代償/Monologue Tax》
1 《息詰まる徴税/Smothering Tithe》
1 《殉教者の結合/Martyr’s Bond》
1 《脱出速度/Escape Velocity》
1 《死の国からの脱出/Underworld Breach》
1 《実験の狂乱/Experimental Frenzy》
1 《作戦盗用/Stolen Strategy》
1 《太陽鳥の祈祷/Sunbird’s Invocation》
【プレインズウォーカー 4枚】
1 《放浪者/The Wanderer》
1 《太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun’s Champion》
1 《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance》
1 《精霊龍、ウギン/Ugin, the Spirit Dragon》
【土地 35枚】
1 《山賊の頭の間/Hall of the Bandit Lord》
1 《ハンウィアーの要塞/Hanweir Battlements》
1 《処刑者の要塞/Slayers’ Stronghold》
1 《炎族の村/Flamekin Village》
1 《聖遺の塔/Reliquary Tower》
1 《乾燥台地/Arid Mesa》
1 《真鍮の都/City of Brass》
1 《宝石の洞窟/Gemstone Caverns》
1 《家路/Homeward Path》
1 《マナの合流点/Mana Confluence》
1 《Plateau》
1 《聖なる鋳造所/Sacred Foundry》
1 《古えの墳墓/Ancient Tomb》
1 《無限地帯/Myriad Landscape》
1 《統率の塔/Command Tower》
1 《湿地の干潟/Marsh Flats》
1 《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
8 《平地/Plains》
10 《山/Mountain》
アーティファクトの定番カードが採用されてない・・・?
本デッキの勝ち筋
《確固たる討伐者、レム・カロラス》ほか火力強化カードを多重展開する
1対1戦ならともかく、初期ライフも対戦相手も多い統率者戦では、《確固たる討伐者、レム・カロラス》の1点火力強化だけでは心もとない。
そこで同様の効果を持つカードを多重展開することで火力が足りるようにする。
一時的マナ加速からストームを稼ぎ40点ライフを狙う
仕掛けられる状況になったら《マナ噴出》など一時的マナ加速から《力の頂点》《死の国からの脱出》などでストームを稼ぎ、《記憶の点火》《ぶどう弾》でトドメを刺す。
プランBで一撃必殺も狙える!
プランBはキーカードで解説!
本デッキのキーカード
『カラデシュ』のみ収録のレア・ソーサリー。
《新たな造形》に近く、種となるアーティファクトが不要な代わりに、アーティファクトがめくれるまでに公開したカードの枚数に等しい点数のダメージを受けてしまう。
サーチ先を1枚だけにしておけば確定サーチになるけど、ライブラリー枚数が多い統率者デッキだと即死しかねない。
そこで《確固たる討伐者、レム・カロラス》!
ダメージ軽減効果によって《向こう見ずな実験》のダメージを無効化するので安心して撃てる。
サーチ先は《荒廃鋼の巨像》!
速攻付与手段を複数採用しているので、戦場に出したら即ワンパン!
防御を疎かにした対戦相手を一撃必殺できるぞ!
なお、プランBには大きな欠点が2つある。
- 《荒廃鋼の巨像》以外のアーティファクトを採用できない
- 追放ピン除去とダメージ軽減できない効果の両方で妨害される
《荒廃鋼の巨像》以外のアーティファクトを採用できない
《魔力の墓所》《太陽の指輪》ほかマナ・アーティファクトが軒並み使えないので、序盤のマナ加速ができない。
《土地税》《独演の代償》《息詰まる徴税》が初手に無いと厳しい!?
追放ピン除去とダメージ軽減できない効果の両方で妨害される
《剣を鍬に》で《荒廃鋼の巨像》を追放されるならまだマシ。
《向こう見ずな実験》スタックに対応して《確固たる討伐者、レム・カロラス》を除去されると、《向こう見ずな実験》のダメージを軽減できず自爆しかねない。
さらに《恒久の拷問》などダメージは軽減できない効果を持つカードでも、マジックの黄金律のひとつ:「できない」は「できる」に勝つにより、《確固たる討伐者、レム・カロラス》が戦場にいても《向こう見ずな実験》のダメージを軽減できなくなってしまう。
さいごに
《確固たる討伐者、レム・カロラス》自身のパワーが低めなので脅威に思われにくい。
対戦相手が油断してくれている間にじっくり戦場を整え、一気に火力か毒殺でまくろう!
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