今回のカジュアル統率者
『統率者2019』構築済みデッキ―神秘の知力―収録神話レア。
『統率者2019』の統率者候補カードレビューはこちらの記事でまとめているよ
いや。壁で殴るなら《策略の龍、アルカデス》デッキの方が遥かに優れているので、今回はやらない
また、《神秘の障壁》と組み合わせて攻撃不能ロック(「右」「左」両方選択する)も今回の勝ち筋には合わないため、採用しない
勝ち筋!?
そもそも勝てるの!?
細い勝ち筋だけどな。
今回は《天空塁壁、プラミコン》の常在型能力を最大限活かせるよう、対戦相手同士の同士討ち・消耗戦をコンセプトにデッキ構築した
デッキ内容
- カード名後ろに★があるのは、対戦相手の攻撃に影響するカード
- カード名後ろに◆があるのは、本デッキのキーカード
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【統率者 1枚】
1 《天空塁壁、プラミコン/Pramikon, Sky Rampart》★
【クリーチャー 8枚】
1 《徴税の大天使/Archangel of Tithes》★
1 《ゴブリンの密偵長/Goblin Spymaster》★
1 《卑血の芙巳子/Fumiko the Lowblood》★
1 《アカデミーの学長/Academy Rector》
1 《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
1 《呪文滑り/Spellskite》
1 《聖別されたスフィンクス/Consecrated Sphinx》
1 《ぬいぐるみ人形/Stuffy Doll》
【インスタント 9枚】
1 《幻術師の計略/Illusionist’s Gambit》★
1 《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
1 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
1 《神秘の教示者/Mystical Tutor》
1 《渦まく知識/Brainstorm》
1 《マナ吸収/Mana Drain》
1 《対抗呪文/Counterspell》
1 《否認/Negate》
1 《サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift》
【ソーサリー 8枚】
1 《礼儀妨害/Disrupt Decorum》★
1 《補充/Replenish》
1 《質素な命令/Austere Command》
1 《思案/Ponder》
1 《定業/Preordain》
1 《信仰無き物あさり/Faithless Looting》
1 《冒涜の行動/Blasphemous Act》
1 《至高の評決/Supreme Verdict》
【アーティファクト 22枚】
1 《魔学コンパス/Thaumatic Compass》★
1 《血に飢えた刃/Bloodthirsty Blade》★
1 《狭い空間/Crawlspace》★
1 《ノーンの別館/Norn’s Annex》★
1 《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》
1 《旅人のガラクタ/Wayfarer’s Bauble》
1 《探検の地図/Expedition Map》
1 《不死の霊薬/Elixir of Immortality》
1 《太陽の指輪/Sol Ring》
1 《精神石/Mind Stone》
1 《思考の器/Thought Vessel》
1 《宝物の地図/Treasure Map》
1 《アゾリウスの印鑑/Azorius Signet》
1 《イゼットの印鑑/Izzet Signet》
1 《ボロスの印鑑/Boros Signet》
1 《稲妻のすね当て/Lightning Greaves》
1 《連合の秘宝/Coalition Relic》
1 《ダークスティールの鋳塊/Darksteel Ingot》
1 《彩色の灯籠/Chromatic Lantern》
1 《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
1 《スランの発電機/Thran Dynamo》
1 《金粉の水蓮/Gilded Lotus》
【エンチャント 13枚】
1 《亡霊の牢獄/Ghostly Prison》★
1 《安全の領域/Sphere of Safety》★
1 《プロパガンダ/Propaganda》★
1 《戦争の代価/War’s Toll》★
1 《大会戦/Grand Melee》★
1 《土地税/Land Tax》
1 《偉大なるオーラ術/Greater Auramancy》
1 《霊体の正義/Karmic Justice》
1 《息詰まる徴税/Smothering Tithe》
1 《リスティックの研究/Rhystic Study》
1 《真理の円/Verity Circle》
1 《未来予知/Future Sight》
1 《太陽鳥の祈祷/Sunbird’s Invocation》
【プレインズウォーカー 3枚】
1 《ローアン・ケンリス/Rowan Kenrith》★◆
1 《ウィル・ケンリス/Will Kenrith》◆
1 《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
【土地 36枚】
1 《イス卿の迷路/Maze of Ith》★
1 《探知の塔/Detection Tower》◆
1 《秘儀の灯台/Arcane Lighthouse》◆
1 《Tundra》
1 《Volcanic Island》
1 《Plateau》
1 《神聖なる泉/Hallowed Fountain》
1 《蒸気孔/Steam Vents》
1 《聖なる鋳造所/Sacred Foundry》
1 《湿地の干潟/Marsh Flats》
1 《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
1 《汚染された三角州/Polluted Delta》
1 《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
1 《セラの聖域/Serra’s Sanctum》
1 《露天鉱床/Strip Mine》
1 《ヘリオッドの高潔の聖堂/Hall of Heliod’s Generosity》
1 《無限地帯/Myriad Landscape》
1 《聖遺の塔/Reliquary Tower》
1 《統率の塔/Command Tower》
1 《屍肉あさりの地/Scavenger Grounds》
6 《平地/Plains》
6 《島/Island》
4 《山/Mountain》
対戦相手同士の同士討ち・消耗戦という今回のコンセプト上、多人数戦と1対1の状況とで立ち回り方が変わるぞ
本デッキの勝ち筋
マナ基盤を整えつつ、防御カードを展開する
ジェスカイカラーはマナ加速が苦手。
《土地税》やマナ・アーティファクトで、地道にマナ基盤を整える。
防御カードの内、《天空塁壁、プラミコン》自身は結構ヘイトが上がりやすいため、それ以外の防御カードも組み合わせて、防御を固める
対戦相手同士の戦闘を誘発し、御しやすいプレイヤーを残す
パーマネントの防御カードが多いため、
- パーマネント破壊が得意な統率者デッキ
- クリーチャー展開が少ないヘビーコントロールの統率者デッキ
は苦手。
そこで、それら統率者デッキを優先的に倒すよう、戦闘をコントロールする。
ここで大事なのが、多人数戦での立ち回り。
《Phelddagrif》デッキではないので、ヘイトコントロールするとはいえ、全対戦相手に利するような行動はしない。
例えば《Wheel of Fortune》《Timetwister》《自我破摧》のようなカードは強力だけど、コンボデッキのような1~2ターンで勝負を決めるデッキで使わないと、全対戦相手に利と隙を与えすぎてしまう。
今回のデッキはコンボデッキではないから、絶対に対戦相手に利するカードは使えないってことだね
なので、多人数戦の立ち回りは、防御カードで固めて対戦相手の攻撃を逸らしつつ、追加ドローや大量展開を咎める動きとなる
一方、御しやすいプレイヤーやカードなら、放置することも大事。
例えば、プレインズウォーカーが奥義を起動しても、大勢に影響がないのであれば見逃すことも。
1対1になったら、攻撃や展開を完全シャットアウト!
1対1になると機能しなくなる防御カードが生じる。
《天空塁壁、プラミコン》や使嗾するカードだね
なので、それ以外の防御カードを展開し、対戦相手の攻撃を完全シャットアウトする。
大量ドローや全体除去といった致命的なカードは、打ち消しで弾こう
その後、ゆっくりと細い勝ち筋で勝利する
結局、このデッキの勝ち筋って何?
飛行クリーチャーが防御されない状況での飛行クリーチャー攻撃。
《ぬいぐるみ人形》の起動型能力。
《精神を刻む者、ジェイス》の奥義…
マジで細い(;´・ω・)
本デッキのキーカード
『バトルボンド』収録の共闘持ちプレインズウォーカー。
『エルドレインの王権』でも新カードで再登場している双子だね!
両者の+2能力が、本デッキと噛み合っている
《ローアン・ケンリス》の攻撃強制は得てして自分に攻撃が向きがちだけど、本デッキのように防御カードが多すぎると、他の対戦相手に攻撃が逸れる。
《ウィル・ケンリス》のクリーチャー無力化は、特に1対1戦でシステムクリーチャーを抑えるのに便利。
両者の奥義で紋章を得られれば、勝利は近い!
対戦相手クリーチャーの呪禁・被覆を無効化する起動型能力を持つ土地カード。
《プロパガンダ》などマナを要求させる防御カードは、序盤~中盤こそ頼りになるが、後半以降は対戦相手のマナが潤沢になり、信頼性が低下する。
そこで、大量マナをつぎ込んで乗り越えてきた数体を《イス卿の迷路》《オラーズカの尖塔》で無力化したいが、呪禁・被覆持ちクリーチャーが相手だと対象にできない
《稲妻のすね当て》の採用率は高いし、あり得る状況だね
そこで、呪禁・被覆対策として《探知の塔》《秘儀の塔》を採用している。
限定的な状況下でしか活躍しないとはいえ、多人数戦である統率者戦では、遭遇する可能性は決して低くない。備えあればうれいなしだ
さいごに
攻撃強制カードと攻撃にマナを要求するカードが同時にある場合、対戦相手のクリーチャーは攻撃する必要がなくなってしまう。
これはマジックの黄金律、「できない」は「できる」に勝つによる
マナを要求しつつ攻撃強制はできないってことか
また、消耗狙いとはいえ、全対戦相手にある程度自由に展開させる男気が必要。
そういう意味でカジュアル統率者戦にピッタリかな
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