『ファイレクシア:完全なる統一』プレビュー開始!?
完成化PWが先行公開されていたから、プレビュー開始感があまりないけどね
プレリリースは2月3日(土)~2月9日(金)、
アリーナおよびMOでのリリースは2月7日(水)、
テーブルトップでの国内リリースは2月3日(土)だ!
統率者候補の新カードを色別にプレビュー
白単
新ファイレクシアの実質的な支配者であるエリシュ・ノーンの再カード化は、ETB能力追加&妨害!
統率者戦ルール委員会から軽いコストと強力な効果が良くないプレイ体験をもたらすとし、統率者戦において健全なカードでないと指摘があった、発売前からいわく付きの1枚。
統率者指定すれば、《宝石の睡蓮》+《古えの墳墓》などで1ターン目から出せるもんね
一方で固有色が白単になってしまい、採用できるETB能力持ちパーマネントが限られてしまう。白単では追加ドローも弱く、ただ全員からヘイトを買うだけになりかねない。
むしろ多色デッキに採用して、《波止場の恐喝者》や星座などと併用する方が脅威だろう
ケンバ2度目の再カード化!
《王の摂政、ケンバ》から引き続き、装備品と猫がテーマとなっている。
装備コストを踏み倒せるのが強力!
1ターン目《巨像の鎚》、2ターン目《耐え忍ぶカー、ケンバ》なら13/13!
《選定された行進》の色拘束が強くなったら、4/4に破壊不能の起動型能力まで付いた。
なるべく5マナと生け贄用パーマネントが2つある状況で出したい。
《息詰まる徴税》と並ぶと対戦相手はゲンナリ!?
ファイレクシアの癒し系にして、新規キーワード能力の毒性を持つ。
地味にクリーチャー・タイプがダニ。
いままでダニと名付けられたカードは2枚あって2枚とも昆虫だったので、新規クリーチャー・タイプの登場だね
青単
何でも2倍にすることが好きなマローの顔が浮かぶ、ドミヌス・サイクルの青。
増殖2倍は嫌な予感がヒシヒシ(;・∀・)
カウンターを取り除く起動型能力も悪用しがいがあるな
『ミラディンの傷跡』のキャラクター、アンクタスの初カード化。
同セット初出の《大建築家》をオマージュしたデザインになっている。
《アフェットの錬金術師》《潮水の下僕》など、タップのみの起動型能力で自身をアンタップできる青のクリーチャーがいれば無限ルーター!
黒単
ゲス2度目のカード化!
《大霊堂の王、ゲス》と異なり、自分の墓地のクリーチャーしかリアニメイトできなくなった上、自軍弱体化常在型能力という強力なデメリット能力を持つ。
タフネス1クリーチャーのオートサクり台と言えなくも無いが、かなり癖が強い。
同様のデメリット能力を持つ《心なき召喚》のように活躍できるか…!?
伝説のネズミ新作。
新規キーワード能力の毒性付与に加え、ネズミ濾過するETB能力によりハンドアドまで稼げる。
毒性がどこまで脅威になるかがカギ。
《織端の石》で大量展開できればそもそもライフ40点削れるが、リセット後こそ毒性による毒カウンターが活きる。
本セット再録の増殖を駆使し、先に与えた毒カウンターを10個に増やして勝利したい
七人の鋼の族長の内、シェオルドレッド、ゲスについで3人目のカード化!
吸血鬼らしいドレイン能力を持つが、統率者戦ではパワー不足か
何でも2倍にすることが好きなマローの顔が浮かぶ、ドミヌス・サイクルの黒。
2倍にする能力は《テイサ・カルロフ》と同じ。
単色によるマナ加速のしやすさ、破壊不能付与による除去耐性の高さ、素のパワー8で統率者ダメージ21点を狙いやすい…と、《テイサ・カルロフ》と差別化はしやすいだろう
赤単
グリッサと同様、スロバッドが闇落ちして再カード化!
《ゴブリンの修繕屋スロバッド》と同様にアーティファクトを要する起動型能力は、その効果が破壊不能付与からマナ加速へと変質した。
赤茶単ならアーティファクトの踏み倒し手段も墓地回収手段も多い。
ブン回ると手が付けられない!?
何でも2倍にすることが好きなマローの顔が浮かぶ、ドミヌス・サイクルの赤。
統率領域における2倍ダメージカードはアカン。
《無情の碑出告》起動で偶数ライフの対戦相手は瞬殺!
緑単
ミラディン次元最後のトロール、スラーンが2度目のカード化!
一回りサイズアップして除去耐性の高さも相変わらずだね
緑を含む多色カードは対象に取れてしまうので、過信は禁物!?
何でも2倍にすることが好きなマローの顔が浮かぶ、ドミヌス・サイクルの緑。
全自軍クリーチャーのPTを毎戦闘開始時2倍にする能力は他に類を見ない。
が、如何せん7マナが重い上、破壊不能付与する起動型能力のコストがクリーチャー2体と、全体強化効果とディスシナジーなのが難点。
統率領域に置ける全体強化と割り切っても良いけど、一発で決めるなら《永遠神ロナス》の方が2マナも軽いんだよなぁ
アゾリウス(白青)
ETB能力はともかく、2つ目の誘発型能力の条件が茶単デッキでないと厳しめ。
仮に2つ目の誘発型能力を達成できても、1対1戦ならともかく統率者戦では脅威になりにくい。
ちょっとパワー不足かなぁ
ディミーア(青黒)
ヴェンセール3度目の登場!
2マナ1/3と軽量なのに能力モリモリだが、単体で増殖できないのが難点。
大量に増殖持ちカードを採用したい。
自身の毒性1で毒カウンター1個与え、中盤以降は増殖連打で毒殺が早いだろう
ラクドス(黒赤)
続唱のような誘発型能力は非伝説クリーチャー限定なので、変身デッキを組めば狙ったクリーチャーをピンポイントで出せる。
ラクドスカラーに《タッサの神託者》のような特殊勝利クリーチャーがいないのが残念!?
グルール(赤緑)
マナ総量にしては、やたら油まみれで戦場に出る伝説クリーチャー。
マナレシオが良く起動型能力で自身を強化できるので統率者ダメージ21点も期待できるが、単体で油カウンターを増やせないのが難点。
増殖持ちカードを大量に採用し、常に起動型能力の選択肢を残しておきたい
セレズニア(緑白)
ミラディンを救う唯一の希望、メリーラが再カード化!
《シルヴォクののけ者、メリーラ》と異なり毒カウンターを完全に防げないが、ストーリーを再現するがごとく油の浸食を遅らせる。
《サッフィー・エリクスドッター》に似た起動型能力を持つけど、自身を生け贄でなく追放だから無限コンボはできなそう!?
ボロス(白赤)
一部界隈に人気なジョー・カディーンも再カード化!
《覇者、ジョー・カディーン》と比べると、
- 5マナ5/4先制攻撃から2マナ2/2トランプルと軽くなり、
- 金属術ではなく装備品テーマな上、
- 追加ドロー能力もあって、
各段に扱いやすい。
《兎電池》と相性が良いね。
3ターン目換装して攻撃&ドロー!
イゼット(青赤)
能力は申し分なく強いが如何せん重い。
統率者指定すると踏み倒し手段が限られるのも厳しいね
シミック(緑青)
エズーリ3度目のカード化!
今回は増殖テーマだけど、自身のETB誘発で増殖しようとすると、合計5緑青かかるのか。
2回増殖+2枚ドローとはいえ重い…
自身のETB誘発と関係なく、増殖すればドローできる。
デッキ内に大量に増殖持ちカードを採用するのであれば、2緑青でサッサと出す方が良いだろう
ゴルガリ(黒緑)
グリッサ3度目のカード化にして、スロバッドと闇落ち共演。
固有色や戦闘性能は《裏切り者グリッサ》と非常に近いが、
- 対戦相手のクリーチャーPIG誘発からサボタージュ能力になり、対戦相手がノンクリーチャーデッキでも問題ない
- アーティファクト墓地回収から3択になり柔軟性UP!
と、かなり使い勝手が良い。
カウンターを取り除く効果は色々悪さできるよね
オルゾフ(白黒)
『ミラディン包囲戦』初出の神話レア、《刃砦の英雄》が完成化した姿。
マナ総量、同PT、喊声に加え、変則ながらトークン生成能力まで《刃砦の英雄》をオマージュしたデザインとなっている。
トークン大量生成するには最初に縦展開が必要だが、喊声は自身のパワーを上げないのが難点。
また毒殺するにも自身は毒性を持たず、あくまでトークン生成に終始せざるを得ない。
展開次第ではチグハグした動きになりかねないかも!?
緑白青黒
アトラクサ2度目のカード化!
固有色と常在型能力はそのままながら、4マナ4/4から7マナ7/7とサイズアップ。
《法務官の声、アトラクサ》は本セット再録キーワード能力の増殖テーマだったが、今回はカード・タイプ参照版《ニヴ=ミゼット再誕》のようなETB能力を持つ。
注釈文中に部族が無く、代わりにバトルという新しい単語が表記されているよ。
リリースノートが楽しみだね!
無色
まさかの巨大戦車部族の伝説クリーチャー誕生!
自軍クリーチャーが巨大戦車になるのでトークンデッキにしたいが、統率者指定すると無色になりトークン生成手段が限られるのが難点。
8マナも重いね。
統率者戦でトロンは厳しい~!
統率者デッキ
アトラクサに創造されながら、現体制に疑問を抱き始めたファイレクシアン。
堕落でアドを稼ぎたいので、自身の毒性だけでなく、積極的に毒カウンターを与えられるカードを展開したいな
イクセルに討伐されたゲスが完成化した姿。
ETBで横展開しつつ、毒カウンター数によって縦展開もできる。
威迫で攻撃通しやすいのも脅威だね
トークンテーマな伝説クリーチャー。
トークンデッキなら横展開は必須だけど、二段攻撃も活かすならアンセムでパワーを上げたいね
フェニックスとして2枚目の伝説クリーチャー。
固有色が合う《イロアスの信奉者、カレムネ》も採用すると経験カウンターが2倍速で貯まる気もするけど、素直に追加戦闘したり増殖した方が速いかもしれない。
ジャンプスタート
『ファイレクシア:完全なる統一』ジャンプスタート・ブースター限定レアは各色1枚ずつあるが、黒は伝説クリーチャーなので統率者指定が可能。
非トークン・クリーチャーを1/1毒性持ちクリーチャーとしてリアニメイトするPIG誘発型能力を持つ。
追加コストの2点ライフはともかく、元のカードを追放してしまうので、長期戦になるほど先細りしやすい。
サイズ面でもジリ貧になりがちなので、ETB能力持ちクリーチャーを多めに採用し、アド損を回避したい
『ファイレクシア:完全なる統一』ジャンプスタート・ブースター限定レアは各色1枚ずつあるが、赤は伝説クリーチャーなので統率者指定が可能。
装備コストの踏み倒し条件が、すでに別のクリーチャーに装備されていることなので、あまりお得感が無い。
生体武器やミラディンのために!など、戦場に出した時に自動的にクリーチャーにつく装備品だけでデッキ構築すると良さそう♪
特別版
『ミラディン』収録のコモン、《チス=ゴリアの歯》《チス=ゴリアの鱗》の本体がついにカード化!
本体ももれなく親和(アーティファクト)により、統率者税も軽減して赤赤赤で再キャストしうる。
赤赤赤で唱えられる状況であれば、攻撃するたび踏み倒すアーティファクト・呪文もほぼ0マナで唱えられそうだ
全世界のマイアファン歓喜の1枚。
起動型能力に5色を含むので、固有色は5色となる。
戦闘前メイン・フェイズに起動しても、戦闘開始時にアンタップできるよ。
そのまま攻撃しても良いし、さらに起動して1ターン中に+1/+1カウンター6個置いても良いね
さいごに
フルスポまで更新するよ♪
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