『サンダー・ジャンクションの無法者』リリースノート公開!
日本語訳PDFもダウンロードできるぞ。
今回は101ページと多め!
今回も新規収録カードの内、特に間違えやすい初心者泣かせなカードだけをチェックしてみた。
※引用は特に間違えやすい部分のみピックアップしているため、一部省略しています。全文はリリースノートをご確認ください。
カードの使用可否
- セットコードがOTJである『サンダー・ジャンクションの無法者』のカード:スタンダード、パイオニア、モダンに加え統率者戦などのフォーマットで使用可
- セットコードがBIGである『サンダー・ジャンクションの無法者』のカード:カード30枚のビッグスコアが含まれる。これらの新たなカードもまた、スタンダード、パイオニア、モダンに加え統率者戦などのフォーマットで使用可
- セットコードがOTCであり1~40(およびそれらの別アート版41~76)の番号がついている『サンダー・ジャンクションの無法者』統率者デッキのカード:統率者戦、ヴィンテージ、レガシーのフォーマットで使用可
- セットコードがOTCで番号が77~342のカード:同名のカードの使用が認められるすべてのフォーマットで使用可
- セットコードがOTPである速報カード:そのカードの使用がすでに認められているフォーマットでのみ使用可
- セットコードはSPGである『スペシャルゲスト』:様々な次元から当セットに登場する、以前印刷されているカード。それと同じ名前を持つカードの使用が認められているすべてのフォーマットで使用可
多いよ(+_+)
新ルール用語:無法者
- 無法者はクリーチャー・タイプではない。何らかの効果でクリーチャー・タイプを指定するときに、あなたは「無法者」を選ぶことはできない。
パーティーの変種だね
新ルール用語:悪事を働く
- プレイヤーは自分がコントロールしている呪文や能力1つにつき、1回のみ「悪事を働く」ことができる。同一の呪文や能力が、複数の対戦相手やパーマネント、呪文、能力、あるいはカードを対象にとるのであっても、複数回「悪事を働いた」ことにはならない。
《暁冠の日向》で呪文1つで悪事働き放題!とはならないのね
新キーワード能力:計画
- 計画能力を使用してカードを追放することは特別な処理である。その処理を行うと宣言した後では、他のプレイヤーは、それに対応してあなたの手札からカードを取り除くよう試みることはできない。
- 計画された状態のカードを、そのカードが計画された状態になったのと同一のターンに唱えることはできない。その後の任意のターンで、あなたは自分のメイン・フェイズ中でスタックが空である時に、そのカードを追放領域からマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。
- 追放領域から計画された状態のカードをマナ・コストを支払うことなく唱えるなら、あなたは他の代替コストで唱えることを選択することはできない。ただし、キッカー・コストのような追加コストを支払うことはできる。計画された状態のカードに、それを唱えるために必要な追加コストがあるなら、その呪文を唱えるためにはそれらも支払わなければならない。
- 計画された状態のカードのマナ・コストに{X}が含まれるなら、マナ・コストを支払うことなくそれを唱えるときには、Xの値として0を選ばなければならない。
予顕に近いけど、表向きに追放するし、ソーサリーとしてのみ唱えるから、対戦相手に対処されやすい!?
新キーワード処理: 騎乗
- 「騎乗された状態」とはクリーチャーが持つ能力ではない。単なるクリーチャーの性質である。そのクリーチャーはターン終了時まで、あるいはそれが戦場を離れるまで「騎乗された状態」のままである。
搭乗のクリーチャー版だね。
騎乗しなくても戦闘に参加できるメリットがある一方、ソーサリー除去に晒されるデメリットもあるよ
新キーワード能力:放題
- 放題を持つ呪文は、カードの枠の右上隅に「+(プラス)」の記号が示されている。これには特にルール的な意味はなく、プレイヤーにこの呪文を唱えるには少なくとも1つの追加コストを支払う必要があることを示しているだけである。
- 文章欄には、+記号に続いて、各追加コストと、その追加コストに関連したモードが記されている。これらの記号にも特段のルール上の意味はない。列記されているコストが追加コストであるとプレイヤーに念を押すためだけのものである。
- 放題を持つ呪文のマナ総量は、そのマナ・コスト(そのカードの右上隅に示されている)によってのみ決定される。あなたがどのモードを選択したかも、(ほかの効果によって課せられた追加コストも含む)どの追加コストを支払ったのかも関係ない。
たとえば《没収の強行》のマナ総量は、どのモードを選択しても、どの追加コストを支払っても、常に1だよ
- 放題をもつ呪文を唱えるには、列記されているモードの中から少なくとも1つのモードを選び、それの追加コストを支払わねばならない。
- どのモードを選んだとしても、あなたはカードに書かれている順に指示に従う。
- 同じモードを2回以上選ぶことはできない。
1つも選ばなかったら何も効果がないもんね。
とはいえ、一見無意味に見えても統率者戦だとストームや魔技などに影響するから、モード選択強制は致し方なし!?
再録土地タイプ:砂漠
- 砂漠は土地のサブタイプであり、とくに特別な意味はない。土地に固有のマナ能力を与えない。他のカードによって、土地が砂漠であるかを参照することがある。
《砂の造物師、ハゼゾン》がアップ始めました!
再録土地サイクル:敵対色ファストランド
- この土地が、あなたの1つ目か2つ目か3つ目の土地であれば、それはアンタップ状態で戦場に出る。それに対し、あなたがこれでない3つ以上の土地をコントロールしているなら、それはタップ状態で戦場に出る。
- この土地が、これでない1つ以上の土地と同時に戦場に出た場合、あなたがコントロールしていてこれでないすべての土地の数を決定する上で、それらの土地を考慮しない。
現行スタンダードでも『ファイレクシア:完全なる統一』で友好色ファストランド再録されているから、ルール的には問題ないかな
セット本体のカード別注釈
《牛飼いの紅蓮術士》
- 《牛飼いの紅蓮術士》の能力はマナ能力ではない。それはスタックを使い、対応することができる。
- その能力は、《牛飼いの紅蓮術士》が戦場にある間にのみ誘発する。特に、これはあなたが《牛飼いの紅蓮術士》を唱えたターンには誘発しない。それがどの呪文であったかは関係ない。
1つ目として《牛飼いの紅蓮術士》唱えちゃってるもんね。
マナ能力についてはこちらをチェック!
《うつろう騙し取り》
- あなたはそれらの対象としたパーマネントをコントロールしている必要はない。
統率者戦なら、対戦相手同士のパーマネントを交換するのも、交渉材料になって楽しそう♪
《エイヴンの阻む者》
- 打ち消されない呪文であってもなお、《エイヴンの阻む者》の誘発型能力によって追放されることはある。それらの呪文は解決されない。
- 計画された状態のカードのオーナーがそれを唱えたなら、その呪文は、そのプレイヤーが唱えた元の呪文とは関係がない。元の呪文に関して行った選択や、元の呪文に影響していた効果は、新しいその呪文に持ち越されない。
《魂の洞窟》経由だろうとお構いなく追放するし、自分の当事者カードを踏み倒すことも!
《開拓地の助言者、エルサ・ジョー》
- 能力がもう一つの能力と関連している場合には、その能力のコピーも、そのもう一つの能力と関連している。そのもう一つの能力が「その追放されたカード」を参照しているなら、それは、その能力やそれのコピーによって追放されたカード全体を参照する。たとえば《獄庫》の起動型能力の1つがコピーされ、カード2枚が追放されたなら、この2枚は《獄庫》が戦場からいずれかの墓地に置かれた時に戻される。
デッキ構築のヒントになる!?
《完璧な一射、タイイ・ワキーン》
- 《完璧な一射、タイイ・ワキーン》の1つ目の能力は、クリーチャーがすでに負っているダメージがあっても、気にしない。これは、あなたがコントロールしている発生源1つによってクリーチャー1体に与えられた戦闘ダメージでないダメージが、そのクリーチャーのタフネスに等しいかどうかのみを気にする。
高タフネスのクリーチャー相手は難儀するね
《強靱なオオミチバシリ》
- フレイバー・テキストの一部が欠落している。
正しくは、『「オオミチバシリを追っ掛ける」――不可能な追跡にエネルギーを浪費することを意味する、オーメンポートのスラング』
速すぎて欠落した!?
《ケランの加入》
- とあるカードがマナ・コストを持たない場合、それのマナ総量は0である。
- あなたの手札にあるカードのマナ・コストに{X}が含まれるなら、それのマナ総量を決定するためのXは0である。
- あなたの手札にある分割カードのマナ総量は、その2つの半分が持つマナ・コスト両方を足したものに基づく。
X呪文や分割カードとの相性は悪そうだね
《豪華な機関車》
- 《豪華な機関車》の誘発型能力は、この能力を解決する時点でもはや戦場にはいないクリーチャーも含めて、このターンに搭乗した、各クリーチャーを数える。
搭乗起動回数に制限がある初のカード。
追加戦闘とトークン生成と組み合わせ、無尽蔵に宝物・トークン生成するのを防ぐためだろうか
《荒野無頼団の先駆者》
- 《荒野無頼団の先駆者》の1つ目の能力はマナ能力ではない。それはスタックを使い、対応することができる。
- 《荒野無頼団の先駆者》の2つ目の能力が誘発した後では、クリーチャーのパワーを減らしたりそれを戦場から取り除いたとしても、あなたがカード1枚を引くことを妨げない。
安心して追加ドローできるね
《再覚醒したジェイス》
- (《ヴィダルケンの宇宙儀》などの)他の効果によって唱えることができる場合、あなたは他のプレイヤーの第1ターン、第2ターン、第3ターンに《再覚醒したジェイス》を唱えてもよい。
- 《再覚醒したジェイス》はあなたがターンを何回実行したかを見るものであり、あなたが追加のターンを実行した場合、ゲームが何ターン目かは必ずしも関係なくなる。
- (《解放された者、カーン》により)ゲームが再び開始された場合、新しいゲームのあなたの第1ターン、第2ターン、または第3ターンにあなたは《再覚醒したジェイス》を唱えることができない。
常在型デメリット能力に関する注釈だね
《最後の決戦》
- 《最後の決戦》の2番目のモードはクリーチャーを対象とするわけではない。どのクリーチャーが破壊不能を得るのかは、この呪文の解決時まで選ばない。その時点になったら、誰がこの呪文に対応しようとしても手遅れである。
- 《最後の決戦》によりすべてのクリーチャーがすべての能力を失った後で、何らかの効果がクリーチャーに能力を与えたなら、そのクリーチャーはその能力を失わない。
選ぶとは言ったが、対象に取るとは言ってない(ドヤァ
《最後の仕事》
- 3つ目のモードによってオーラや装備品であるカードがついた状態で戦場に出るクリーチャーは、そのモードの対象ではなく、《最後の仕事》の解決中に選ばれる。特に、あなたが2つ目のモードによって機体を戦場に戻した場合、3つ目のモードでクリーチャーを選ぶ前にそれを搭乗することはできない。ほとんどの場合、その時点でそれはクリーチャーではない。
絵面的には搭乗し損ねるクリーチャーが面白いけどね
《刺し背の恐怖》
- 呪文や能力によってあなたがカードを引き、その後手札からカードを(たとえば、捨てたり、あなたのライブラリーの一番上に置くなどして)取り除かせる場合、《刺し背の恐怖》のタフネスが一時的に0以下になることがある。その呪文や能力の解決後に、これのタフネスが再び1以上になっていれば、これは戦場に残る。
《Wheel of Fortune》使っているとありそうな状況だね
《地獄の反動》
- 稀であるが、《地獄の反動》が接死を持つこともある。接死を持つ発生源がクリーチャーに与えるダメージは、たとえ1点であっても致死ダメージと見なすので、それよりも大きな点数のダメージは、たとえダメージの総量がそのクリーチャーのタフネスより大きくなかったとしても、余剰のダメージを与えることになる。
《大虐殺の審美家、ジュディス》で使えってことですね!
《静める者、ヴラスカ》
- 戻されたカードは他のサブタイプとカード・タイプを失い、ただの宝物・アーティファクトになる。それの特殊タイプや能力を引き続き持ち続ける。
特殊タイプって?
あまりにも見慣れてて意識していないかも
通常の統率者戦で採用できるカードが持ちうる特殊タイプは、2024年4月現在、以下の4つ。
- 基本(Basic)
- 伝説の(Legendary)
- ワールド(World)
- 氷雪(Snow)
《精鋭射手団の鍵開け》
- これによりマナ・コストに等しいフラッシュバック・コストを持ちマナ・コストに{X}を含むインスタントやソーサリーを唱えるなら、あなたはその呪文を唱える一部としてXの値を選び、そのコストを支払う。
- マナ・コストのないカードがそれのマナ・コストに等しいフラッシュバックを得るなら、それはフラッシュバック・コストを持たない。これにより、それを唱えることはできない。
ない≠0ってことだね。
騎乗された状態の《大魔導師のイモリ》との違いに注意!
《世界を跨ぐ一歩》
- 自分の手札や自分の墓地にカードが0枚であるプレイヤーも、自分の手札と自分の墓地を自分のライブラリーに加えて切り直すことを選ぶことができる。そうした場合にも、そのプレイヤーはカード7枚を引く。
特に統率者戦では、敵に塩を送ることになりかねない。
計画で唱えて、唱えたターン中に勝負を決めたい
《懲罰者、ケアヴェク》
- 呪文のコストを支払うのであるから、呪文のマナ・コストに{X}があるなら、その値は通常通り選択してもよい。
X呪文も安心して採用しよう!
《同化の神盾》
- 何らかの方法により《同化の神盾》の1つ目の能力でクリーチャーでないカードが追放されたなら(それは戦場にある間はクリーチャーのコピーであった、等の理由で)、《同化の神盾》の2つ目の能力を解決する際には、《同化の神盾》がつけられているクリーチャーを、そのカードのコピーにすることは選択できない。
あくまでクリーチャー・カード1枚のコピーになる、だもんね
《肉大工、ゲラルフ》
- 《肉大工、ゲラルフ》の1つ目の能力は、それが戦場に出る前にあなたが唱えた呪文を考慮する。例えば、《肉大工、ゲラルフ》があなたがそのターンに唱えた1つ目の呪文であるなら、それが戦場に出た後にあなたが唱えたそれ以降の呪文は、それぞれがこれの1つ目の能力を誘発することになる。
良くある2つ目ではなく、2つ目以降である点に注意!
ストーム稼げば自然と打点UP!
《秒刻みのオベカ》
- アップキープ・ステップは開始フェイズにのみ生じるので、開始フェイズの外で1つ以上の追加のアップキープ・ステップを得ることは事実上、このフェイズのあとで、1つのアップキープ毎に追加の開始フェイズを得ることを意味する 。それらの開始フェイズ中では、アンタップおよびドロー・ステップはスキップされる。
- あなたの同じターンに複数のフェイズが追加されたなら、一番最近に生成されたフェイズが先に発生する。たとえば《秒刻みのオベカ》が戦闘ダメージを与え、その能力があなたの戦闘ダメージ・ステップ中に解決されたなら、あなたはこの戦闘フェイズの後に、2つの追加の開始フェイズ(それぞれが1回のアップキープ・ステップを含む)を得る。そして戦闘終了中、別の効果がその戦闘フェイズの後に追加の戦闘フェイズを与えたとする。その場合、追加の戦闘フェイズが先に発生し、その後に2つの追加の開始フェイズ(アップキープ・ステップを含む)が発生するのである。
追加戦闘カードと組み合わせたら訳わからなくなりそう!?
《ベルトラム・グレイウォーター男爵》
- もしも《ベルトラム・グレイウォーター男爵》があなたのコントロール下で戦場に出て、かつそれ自体がトークンであったなら、それ自身の能力は誘発され、あなたは吸血鬼・ならず者・トークン1体を生成する。
あなたがトークンでない《ベルトラム・グレイウォーター男爵》もコントロールしていた場合は、トークンでない《ベルトラム・グレイウォーター男爵》の能力もまた誘発し、あなたは吸血鬼・ならず者・トークンをさらに1体得ることになる。
もちろん、双方の《ベルトラム・グレイウォーター男爵》は伝説であるため、一方の《ベルトラム・グレイウォーター男爵》はすぐに戦場を離れることになる。
お元気で、ベルトラム・グレイウォーター男爵。
伝説でなければ…!?
《保安官を撃て》
- 『サンダー・ジャンクションの無法者』に登場する唯一の補佐官は傭兵なので、補佐官は撃ってはならない。
日本語訳が定まっていないけど《銀の保安官代理》のことだよ
《放浪する牧場主、ブルース・タール》
- 《放浪する牧場主、ブルース・タール》の能力は、これが追放した土地・カードをプレイすることを許諾するわけではない。しかし、雄牛がただで手に入る。
あんまり序盤から出すと、雄牛じゃなくて土地が欲しいんですが~!ってなりそう!?
《無慈悲な殺戮》
- あなたがパーマネントを生け贄に捧げるに際し誘発する能力があれば、それらの能力は、あなたが適切な枚数のカードを引き終わるまでスタックに置かれない。
《望み無き悪夢》サクっても、占術した後でカードを引くってことは無理そうだね
《もう一杯ずつ》
- 《もう一杯ずつ》の解決中に誘発するすべての能力は、《もう一杯ずつ》を解決し終わった後でスタックに置かれる。現在のターンを進行しているプレイヤーがコントロールしている能力が、まず最初にスタック上に置かれ、その後ターン順で次のプレイヤーがコントロールしている能力が置かれ、同様に続けてゆく。各プレイヤーはそれぞれ、自分の能力を望む順番でスタックに置くことができる。能力をスタックに置くときは、必ずしも誘発された順番でスタックに置かなくてかまわない。
クリーチャー・トークンを生成⇒+1/+1カウンターを置く、というようなスタックの置き方ができるってことだね
《陽気な哀歌》
- 2つ目のモードはカードを対象としない。あなたは《陽気な哀歌》の解決時にどれを戻すかを選ぶ。適切ならば、1つ目のモードで墓地に置いたカードを選んでもよいし、すでに墓地にあったものを選んでもよい。《陽気な哀歌》を解決し始めた後では、対応しようとしても手遅れである。
《硬化した屑鉄喰らい》などでピンポイントに墓地対策しようとしてもダメってことだね
《落星の学者、ロクサーヌ》
- 追加のマナは、あなたがマナを引き出す目的でタップしたアーティファクト・トークンではなく、《落星の学者、ロクサーヌ》が生み出す。
- 《落星の学者、ロクサーヌ》は、アーティファクト・トークンが生み出したマナに課されている何らかの制約や特記事項があったとしても、それらの条件は無視する。《落星の学者、ロクサーヌ》が生み出す追加のマナには、制約や特記事項はない。
パワーストーン・トークンからマナを引き出した時は特に注意!
統率者の新カードのカード別注釈
《グレイウォーターの仲介者》
- 《グレイウォーターの仲介者》自身は再演を持たない。《グレイウォーターの仲介者》の能力は、それが戦場にある間にのみ機能する。
《五足のフェリクス》
- 《五足のフェリクス》の最後の能力は、与えられるダメージを参照する誘発条件を持つ誘発型能力にのみ影響する。そのダメージの結果によって誘発する誘発型能力には影響を与えない。たとえば、あなたが《五足のフェリクス》と《アジャニの群れ仲間》(「あなたがライフを得るたび、アジャニの群れ仲間の上に+1/+1カウンター1個を置く。」)をコントロールしていて、あなたがコントロールしていて絆魂を持つクリーチャー1体がプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えた場合、《アジャニの群れ仲間》の誘発型能力は1回のみ誘発する。
- 置換効果は《五足のフェリクス》の最後の能力の影響を受けない。たとえば、《突進するタスコドン》(「突進するタスコドンがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるなら、代わりにそれはそのプレイヤーにその点数の2倍のダメージを与える。」)がプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えたなら、《五足のフェリクス》の能力によってそれが与えるダメージがさらに2倍になることはない。
素直にサボタージュ能力持ちを探そう
《サボテン保護区》
- これはあなたの統率者が(もし共闘能力や同様の能力により、あなたのもとに複数の統率者がいるなら、それらの統率者が)どこにいても関係ない。Xの値は、あなたの統率者のその時点での特性から算出する。(一般にマナ総量は変化しないが、あなたの統率者が何か他のもののコピーとなる可能性はある。)
コピーテーマの統率者は入れ得!?
《賞金首の掲示板》
- 《賞金首の掲示板》の最後の能力は、クリーチャーの上に置かれている賞金カウンターをすべて見る。《賞金首の掲示板》によって置かれたもののみではない。たとえば、プレイヤーAとプレイヤーBがそれぞれ《賞金首の掲示板》を1つずつコントロールしていて、プレイヤーCが賞金カウンターが置かれたクリーチャーをコントロールしていたとする。(その賞金カウンターがどのようして置かれたかは問わない。)そのクリーチャーが死亡するとすべての《賞金首の掲示板》の能力が誘発する。プレイヤーAとBはそれぞれの誘発した能力1つにつき「カード1枚を引き、2点のライフを得る」ことになり、合計でカード2枚を引き、4点のライフを得ることになる。プレイヤーC の心には、悲しみと復讐心が湧き上がる。
《悪鬼追い、マシス》《怪物の災厄、チェビル》がアップを始めました!
《砂の斥候》
- 《砂の斥候》の最後の能力が誘発するためには、それが戦場にある必要がある。あなたがオーナーである1枚以上の土地・カードが墓地に置かれるのと同時にそれが墓地に置かれるなら、これの能力は誘発しない。
《燎原の火》など、クリーチャーと土地両方リセットする呪文には弱いのね。
《誇らしい守護者、ユウマ》も同様だよ
《抜け目ない交易商人》
- 《抜け目ない交易商人》が戦場を離れても、あなたは《抜け目ない交易商人》の1つ目の能力によって追放されたカードをプレイすることができる。他のプレイヤーが《抜け目ない交易商人》のコントロールを得た場合、そのプレイヤーはそのカードをプレイできないが、あなたはプレイできる。
除去られてもコントロール奪取されても、追放されたカードはプレイできるってことだね。
《抜け目ない取得者、ゴンティ》《夢盗人のバンダナ》も同様だよ
《夜明けに旅立つ》
- あなたが他のプレイヤーの統率者をコントロールしている場合には、あなたがそのクリーチャーで攻撃したとき、あなたは傭兵を生成しない。しかし、他のプレイヤーがあなたの統率者をコントロールしている場合には、そのクリーチャーが攻撃したとき、あなたは傭兵を生成する。
《雇われの剛力、スライサー》と相性良いのに固有色合わないのが残念!
《雷音のドレイク》
{2}{U}, 雷音のドレイクを生け贄に捧げる:このターン、あなたがインスタントやソーサリーである呪文を次に唱えたとき、このゲームであなたが統率領域からあなたの統率者を唱えた1回につき1回それをコピーする。それらのコピーの新しい対象を選んでもよい。
- 《雷音のドレイク》のルールテキストの最後の一文は意図せずにカードから欠落していた。上に示したものは、更新されたオラクル(の日本語訳)である。
『ビッグスコア』カードのカード別注釈
{T}, 記憶の器を追放する:各プレイヤーはそれぞれ自分のライブラリーの一番上にあるカード7枚を追放する。次のあなたのターンまで、各プレイヤーはそれぞれ、これにより自分のライブラリーから追放したカードをプレイしてもよく、自分の手札にあるカードをプレイできない。起動はソーサリーとしてのみ行う。
- プレイヤーは起動型能力の効果中に、自分のライブラリーから追放したカードのみをプレイしてもよく、その能力を起動するために追放された《記憶の器》はそれに含まれないことを明確にするために《記憶の器》の表記が多少更新された。上に示したものは、更新されたオラクル(の日本語訳)である。
- 他の何らかによって許可されるなら、プレイヤーは手札以外の領域からカードをプレイすることができる。
マジックの黄金律『「できない」は「できる」に勝つ』の例外だね
《収集家の檻》
- それによりカードが追放されてから秘匿能力を持つパーマネントをコントロールしていたことがあるプレイヤーであれば誰でも、そのカードを見ることができる。
- 以前は、秘匿を持つパーマネントはタップ状態で戦場に出ていた。この能力は秘匿の定義から除外された。古いカードは「[このパーマネント]はタップ状態で戦場に出る。」と書かれた追加の段落を持つように変更が行われ、今は秘匿4を持つ。
- 秘匿によってあなたのライブラリーの一番下に置かれる残りのカードは、今は望む順番ではなく、無作為の順番で置くようになっている。
歴戦の勇士はお間違え無きよう
《破滅の眺望》
- 色は、白、青、黒、赤、緑の5色である。つまり、《破滅の眺望》の最後の能力で生み出すことができるマナはたかだか5点である。
1枚で5点も生成できたら大事じゃい!
さいごに
『速報』『スペシャルゲスト』カードのカード別注釈は、既存カードのみなので割愛。
発売が楽しみだね♪
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