今回のカジュアル統率者
『ラヴニカの献身』の統率者候補カードレビューはこちら!
いわゆるヘイトベアーだね
レガシー、ヴィンテージで先手1ターン目に《アゾリウスの造反者、ラヴィニア》出されたら詰んでしまうデッキは結構あるんじゃないかな
《Black Lotus》《各種Mox》《Mishra’s Workshop》なんかが軒並み機能不全するもんね
一方、統率者戦で《アゾリウスの造反者、ラヴィニア》がどう活きるか試してみた。
デッキ内容
- カード名後ろに★があるのは、対戦相手がマナを使わず唱えることがあるカード
- カード名後ろに★があるのは、対戦相手の土地に影響を及ぼすカード
- カード名後ろに◆があるのは、本デッキのキーカード
- リンクは15時までの注文で超速即日発送!トレカ専門通販サイト、カーナベル 様の検索結果ページ(スマホ版)に遷移します
【統率者 1枚】
1 《アゾリウスの造反者、ラヴィニア/Lavinia, Azorius Renegade》
【クリーチャー 9枚】
1 《呪文捕らえ/Spell Queller》★
1 《天秤の大魔術師/Magus of the Balance》★
1 《呪文滑り/Spellskite》
1 《粗石の魔道士/Trinket Mage》
1 《宝物の魔道士/Treasure Mage》
1 《発明の領事、パディーム/Padeem, Consul of Innovation》
1 《練達の変成者/Master Transmuter》
1 《歩く大地図/Walking Atlas》
1 《真面目な身代わり/Solemn Simulacrum》
【インスタント 12枚】
1 《遅延/Delay》★
1 《隔離/Sunder》★
1 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
1 《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
1 《神秘の教示者/Mystical Tutor》
1 《渦まく知識/Brainstorm》
1 《否認/Negate》
1 《対抗呪文/Counterspell》
1 《マナ吸収/Mana Drain》
1 《サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift》
1 《発明品の唸り/Whir of Invention》
1 《意志の力/Force of Will》
【ソーサリー 7枚】
1 《ハルマゲドン/Armageddon》★
1 《召し上げ/Expropriate》★
1 《浄化の輝き/Cleansing Nova》
1 《燻蒸/Fumigate》
1 《思案/Ponder》
1 《定業/Preordain》
1 《至高の評決/Supreme Verdict》
【アーティファクト 21枚】
1 《前兆の機械/Omen Machine》★◆
1 《知識槽/Knowledge Pool》★◆
1 《金属モックス/Chrome Mox》
1 《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》
1 《魔力の墓所/Mana Crypt》
1 《Zuran Orb》
1 《太陽の指輪/Sol Ring》
1 《魔力の櫃/Mana Vault》
1 《旅人のガラクタ/Wayfarer’s Bauble》
1 《探検の地図/Expedition Map》
1 《宝物の地図/Treasure Map》
1 《アゾリウスの印鑑/Azorius Signet》
1 《精神石/Mind Stone》
1 《思考の器/Thought Vessel》
1 《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
1 《連合の秘宝/Coalition Relic》
1 《彩色の灯籠/Chromatic Lantern》
1 《ダークスティールの鋳塊/Darksteel Ingot》
1 《スランの発電機/Thran Dynamo》
1 《交易所/Trading Post》
1 《金粉の水蓮/Gilded Lotus》
【エンチャント 12枚】
1 《スランの崩落/Fall of the Thran》★
1 《重荷/Overburden》★
1 《マナ侵害/Mana Breach》★
1 《基本に帰れ/Back to Basics》★
1 《機械化製法/Mechanized Production》◆
1 《土地税/Land Tax》
1 《沈黙のオーラ/Aura of Silence》
1 《Moat》
1 《息詰まる徴税/Smothering Tithe》
1 《リスティックの研究/Rhystic Study》
1 《月への封印/Imprisoned in the Moon》
1 《予期の力線/Leyline of Anticipation》
【プレインズウォーカー 3枚】
1 《太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun’s Champion》
1 《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
1 《滞留者ヴェンセール/Venser, the Sojourner》
【土地 35枚】
1 《地形形成装置/Terrain Generator》
1 《孤立した監視塔/Isolated Watchtower》
1 《無限地帯/Myriad Landscape》
1 《灰のやせ地/Ash Barrens》
1 《Thawing Glaciers》
14 《平地/Plains》
16 《島/Island》
本デッキの勝ち筋
アーティファクトによるマナ加速をメインに行う
対戦相手の土地に影響を及ぼすカードは、残念ながら自分にも影響するものがほとんど。
そのため、自分への影響を少なくするようにアーティファクトによるマナ加速をしておく。
対戦相手のマナ加速は、《アゾリウスの造反者、ラヴィニア》を早めに戦場に出すことで咎められる
対戦相手の土地に影響を及ぼすカードを展開する
《マナ侵害》《重荷》《スランの崩落》などで、土地を並べられなくする。
自分自身は、《歩く大地図》《世界のるつぼ》《地形形成装置》で影響を軽減可。
キーカードで対戦相手をロックするか、特殊勝利を目指す
《アゾリウスの造反者、ラヴィニア》は熊でしかないため、統率者ダメージ21点は期待できない。
ライフ40点削ることもほぼ不可能なため、ロックによる投了か、特殊勝利を目指す
本デッキのキーカード
《知識槽》は『ミラディン包囲戦』、《前兆の機械》は『新たなるファイレクシア』のレア・アーティファクト。
どちらもいわゆる混沌系アーティファクトだね
《アゾリウスの造反者、ラヴィニア》と組み合わせると、対戦相手は《知識槽》《前兆の機械》によりマナを支払わずに唱える行為を禁止されてしまう。
かなり強いロックだけど、対戦相手は唱える行為自体は可能。
なので、《無限に廻るもの、ウラモグ》《絶え間ない飢餓、ウラモグ》でロックを抜けられることに注意!
それを見越して、《発明の領事、パディーム》による呪禁や《交易所》による墓地回収を採用している
また、相手の動きを縛るため《リスティックの研究》《息詰まる徴税》を採用しているが、《前兆の機械》とはアンチシナジーなので注意!
対戦相手がドローできなくなるから《リスティックの研究》《息詰まる徴税》が誘発しなくなるのか
一応、その対策として《練達の変成者》《滞留者ヴェンセール》などで一時的に戦場から取り除くことはできるようにしている
ロックだけだと勝ちきれないため、《機械化製法》による特殊勝利を目指す。
《宝物の地図》《息詰まる徴税》から生成できる宝物トークンが一番数を増やしやすいが、《知識槽》を増やしても戦場がカオスになって面白い。
どの《知識槽》に何が追放されているか記録しておかないといけないのが大変だけどね
さいごに
カジュアルにならない?
ヘイトベアーかつ土地破壊かつロックなので、対戦相手のヘイトは物凄く集める。
今回はコンボメインに組んだけど、《スレイベンの守護者、サリア》《異端聖戦士、サリア》《レオニンの裁き人》などヘイトベアーメインの方が、デッキ全体の戦闘能力が高まるので良いかもしれない
いずれにしても、みんなでワイワイ楽しむカジュアル向きではないのが残念
本デッキの弱点
回してみると分かるが、本デッキには明確な弱点が2つある。
《アゾリウスの造反者、ラヴィニア》を対戦相手にコピーされる
《クローン》などで《アゾリウスの造反者、ラヴィニア》をコピーされると、自分が出したロック系カードに自分が嵌まってしまう。
コピーされた《アゾリウスの造反者、ラヴィニア》を排除しない限り、《知識槽》《前兆の機械》を手札に抱えたまま負けてしまうことも。
青以外の統率者デッキでも《蜃気楼の鏡》を使えばコピーできるぞ
点数で見たマナコストが低い呪文は防げない
具体的には超過やキッカーだね
結構穴があるロックなので、《アゾリウスの造反者、ラヴィニア》を相手にしたときは冷静に対応してみてくれ
コメント