今回のカジュアル統率者
『団結のドミナリア』の統率者候補カードレビューはこちら
先日、Nobutaneさんからこんなコメントを頂いた
お久しぶりです。
以前こちらで紹介して頂いたルールスデッキは無事に組み上がり(一部差し替えていますが)、遊ぶこともあれば鑑賞することもあるといった感じです。で、本題ですが団結のドミナリアの5色デッキのサブ統率者である、ジェイソン・カルサリオンが2マナで固有色が5色のクリーチャーであることに最近気づきました。
こちらでもあれこれ考えてみますが、ジェイソンを統率者、ルールスを相棒に指定したデッキを考えていただけませんでしょうか。
そして、私はデュアルランドを買えるほど資金に余裕が無い場合に、どのように土地を配分すれば良いのかが5色デッキということもあり、流石に気になります。その辺りについても適切な機会に触れていただければ幸いです。
ルールスデッキ組み上がったんだ。
おめでとう~!
遊んでない時でも、デッキ眺めているだけで楽しいよね(≧◇≦)
ところで…
- 前回のデッキ構築時は白黒赤3色
- その後『Secret Lair x Stranger Things』で《Will the Wise》《Lucas, the Sharpshooter》が登場し白青黒赤4色
- さらに『団結のドミナリア』で《流浪のドルイド、ジェンソン・カルサリオン》が登場!
ついに《夢の巣のルールス》相棒指定で5色デッキも作れるようになったんだね!
そんな簡単な要望じゃないぞ
(;一_一)
《夢の巣のルールス》相棒指定で5色デッキの問題点
勝利手段は何か
天使トークン量産して40点ダメージ!じゃないの?
まず量産が無理だ
《流浪のドルイド、ジェンソン・カルサリオン》の占術誘発はさせやすいが、天使トークン生成は全色呪文を唱えないといけない。
で、全色呪文ってマナ総量いくつ?
そりゃあ白青黒赤緑含む5マナ以上…あっ!
全色のパーマネント呪文を採用できない
全色呪文はその多くがパーマネント呪文。
それらすべて《夢の巣のルールス》の相棒条件に引っ掛かって採用できない。
せめて全色のソーサリーとインスタントをすべて採用したいが、さすがに《虹彩の大渦》は天使トークン生成した直後自爆するだけなので諦めた。
最終的に今回採用できた全色呪文は《最後の抵抗》《衝合》《五者会談》《連合よ団結せよ》の4枚のみ。
これで天使トークン量産は不可能だ
統率者ストームも使えない
前回のデッキ構築では、2マナの共闘統率者2枚を複数回唱えることで、統率者ストームを勝利手段にした。
今回は《流浪のドルイド、ジェンソン・カルサリオン》1枚であり、《夢の巣のルールス》により墓地から唱えても統率者ストームにはカウントしないため、同じ手は使えない。
じゃあ、何で勝利するの?
今回は《流浪のドルイド、ジェンソン・カルサリオン》《夢の巣のルールス》、そして全色呪文4枚を活かすデッキ構築を検討してみた
デッキ内容
- カード名後ろに★があるのは、多色カード
- カード名後ろに◆があるのは、本デッキのキーカード
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【統率者 1枚】
1 《流浪のドルイド、ジェンソン・カルサリオン/Jenson Carthalion, Druid Exile》★
【相棒 1枚】
1 《夢の巣のルールス/Lurrus of the Dream-Den》★
【クリーチャー 21枚】
1 《ヴォーデイリアの冒涜者、ヴォハー/Vohar, Vodalian Desecrator》★◆
1 《悪意の大梟/Baleful Strix》★
1 《嘘の神、ヴァルキー/Valki, God of Lies》★
1 《ゴブリンの電術師/Goblin Electromancer》★
1 《第三の道の偶像破壊者/Third Path Iconoclast》★
1 《難問の鎮め屋/Vexing Shusher》★
1 《忠実な護衛、ハジャール/Hajar, Loyal Bodyguard》★
1 《サッフィー・エリクスドッター/Saffi Eriksdotter》★
1 《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage》★
1 《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》★
1 《生術師の使い魔/Biomancer’s Familiar》★
1 《グレッチェン・ティッチウィロー/Gretchen Titchwillow》★
1 《トリトンの英雄、トラシオス/Thrasios, Triton Hero》★
1 《クアンドリクスの神童、ジモーン/Zimone, Quandrix Prodigy》★
1 《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
1 《タッサの神託者/Thassa’s Oracle》
1 《波止場の恐喝者/Dockside Extortionist》
1 《極楽鳥/Birds of Paradise》
1 《貴族の教主/Noble Hierarch》
1 《下賤の教主/Ignoble Hierarch》
1 《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》
【インスタント 5枚】
1 《神秘の教示者/Mystical Tutor》
1 《サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift》
1 《激情の後見/Fierce Guardianship》
1 《吸血の教示者/Vampiric Tutor》
1 《偏向はたき/Deflecting Swat》
【ソーサリー 20枚】
1 《残酷な根本原理/Cruel Ultimatum》★
1 《出現の根本原理/Emergent Ultimatum》★
1 《見事な根本原理/Inspired Ultimatum》★
1 《破滅の根本原理/Ruinous Ultimatum》★
1 《最後の抵抗/Last Stand》★
1 《連合よ団結せよ/Unite the Coalition》★
1 《衝合/Conflux》★
1 《五者会談/Meeting of the Five》★◆
1 《セヴィンの再利用/Sevinne’s Reclamation》
1 《告別/Farewell》
1 《アミナトゥの占い/Aminatou’s Augury》
1 《無限への突入/Enter the Infinite》
1 《悪魔の教示者/Demonic Tutor》
1 《苦痛の命令/Decree of Pain》
1 《三顧の礼/Three Visits》
1 《自然の知識/Nature’s Lore》
1 《木霊の手の内/Kodama’s Reach》
1 《耕作/Cultivate》
1 《発見の誘惑/Tempt with Discovery》
1 《ピールの気紛れ/Pir’s Whim》
【アーティファクト 9枚】
1 《急使の手提げ鞄/Courier’s Briefcase》◆
1 《太陽の指輪/Sol Ring》
1 《探検の地図/Expedition Map》
1 《旅人のガラクタ/Wayfarer’s Bauble》
1 《頭蓋骨絞め/Skullclamp》
1 《征服者のフレイル/Conqueror’s Flail》
1 《巻物棚/Scroll Rack》
1 《秘儀の印鑑/Arcane Signet》
1 《思考の器/Thought Vessel》
【エンチャント 9枚】
1 《ソーサラー・クラス/Sorcerer Class》★
1 《豊穣の痕跡/Trace of Abundance》★
1 《世界樹への道/Path to the World Tree》◆
1 《土地税/Land Tax》
1 《浄化の印章/Seal of Cleansing》
1 《神秘的負荷/Mystic Remora》
1 《訓練場/Training Grounds》
1 《虹色の前兆/Prismatic Omen》
1 《森の知恵/Sylvan Library》
【プレインズウォーカー 0枚】
なし
【バトル 0枚】
なし
【土地 35枚】
1 《ジアトラの試練場/Ziatora’s Proving Ground》
1 《ジェトミアの庭/Jetmir’s Garden》
1 《スパーラの本部/Spara’s Headquarters》
1 《ケトリアのトライオーム/Ketria Triome》
1 《ゼイゴスのトライオーム/Zagoth Triome》
1 《踏み鳴らされる地/Stomping Ground》
1 《寺院の庭/Temple Garden》
1 《繁殖池/Breeding Pool》
1 《草むした墓/Overgrown Tomb》
1 《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
1 《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
1 《霧深い雨林/Misty Rainforest》
1 《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
1 《クローサの境界/Krosan Verge》
1 《真鍮の都/City of Brass》
1 《マナの合流点/Mana Confluence》
1 《宝石の洞窟/Gemstone Caverns》
1 《統率の塔/Command Tower》
1 《英雄の公有地/Plaza of Heroes》
1 《ヤヴィマヤのうろ穴/Yavimaya Hollow》
1 《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》
1 《成長の揺り篭、ヤヴィマヤ/Yavimaya, Cradle of Growth》
1 《陰謀団の貴重品室/Cabal Coffers》
1 《すべてを護るもの、母聖樹/Boseiju, Who Shelters All》
1 《水辺の学舎、水面院/Minamo, School at Water’s Edge》
1 《平地/Plains》
3 《島/Island》
1 《沼/Swamp》
1 《山/Mountain》
4 《森/Forest》
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【統率者 1枚】
1 《流浪のドルイド、ジェンソン・カルサリオン/Jenson Carthalion, Druid Exile》★
【相棒 1枚】
1 《夢の巣のルールス/Lurrus of the Dream-Den》★
【クリーチャー 21枚】
1 《ヴォーデイリアの冒涜者、ヴォハー/Vohar, Vodalian Desecrator》★◆
1 《悪意の大梟/Baleful Strix》★
1 《嘘の神、ヴァルキー/Valki, God of Lies》★
1 《ゴブリンの電術師/Goblin Electromancer》★
1 《第三の道の偶像破壊者/Third Path Iconoclast》★
1 《難問の鎮め屋/Vexing Shusher》★
1 《忠実な護衛、ハジャール/Hajar, Loyal Bodyguard》★
1 《サッフィー・エリクスドッター/Saffi Eriksdotter》★
1 《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage》★
1 《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》★
1 《生術師の使い魔/Biomancer’s Familiar》★
1 《グレッチェン・ティッチウィロー/Gretchen Titchwillow》★
1 《トリトンの英雄、トラシオス/Thrasios, Triton Hero》★
1 《クアンドリクスの神童、ジモーン/Zimone, Quandrix Prodigy》★
1 《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
1 《タッサの神託者/Thassa’s Oracle》
1 《波止場の恐喝者/Dockside Extortionist》
1 《極楽鳥/Birds of Paradise》
1 《貴族の教主/Noble Hierarch》
1 《下賤の教主/Ignoble Hierarch》
1 《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》
【インスタント 5枚】
1 《神秘の教示者/Mystical Tutor》
1 《サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift》
1 《激情の後見/Fierce Guardianship》
1 《吸血の教示者/Vampiric Tutor》
1 《偏向はたき/Deflecting Swat》
【ソーサリー 20枚】
1 《残酷な根本原理/Cruel Ultimatum》★
1 《出現の根本原理/Emergent Ultimatum》★
1 《見事な根本原理/Inspired Ultimatum》★
1 《破滅の根本原理/Ruinous Ultimatum》★
1 《最後の抵抗/Last Stand》★
1 《連合よ団結せよ/Unite the Coalition》★
1 《衝合/Conflux》★
1 《五者会談/Meeting of the Five》★◆
1 《セヴィンの再利用/Sevinne’s Reclamation》
1 《告別/Farewell》
1 《アミナトゥの占い/Aminatou’s Augury》
1 《無限への突入/Enter the Infinite》
1 《悪魔の教示者/Demonic Tutor》
1 《苦痛の命令/Decree of Pain》
1 《三顧の礼/Three Visits》
1 《自然の知識/Nature’s Lore》
1 《木霊の手の内/Kodama’s Reach》
1 《耕作/Cultivate》
1 《発見の誘惑/Tempt with Discovery》
1 《ピールの気紛れ/Pir’s Whim》
【アーティファクト 9枚】
1 《急使の手提げ鞄/Courier’s Briefcase》◆
1 《太陽の指輪/Sol Ring》
1 《探検の地図/Expedition Map》
1 《旅人のガラクタ/Wayfarer’s Bauble》
1 《頭蓋骨絞め/Skullclamp》
1 《征服者のフレイル/Conqueror’s Flail》
1 《巻物棚/Scroll Rack》
1 《秘儀の印鑑/Arcane Signet》
1 《思考の器/Thought Vessel》
【エンチャント 9枚】
1 《ソーサラー・クラス/Sorcerer Class》★
1 《豊穣の痕跡/Trace of Abundance》★
1 《世界樹への道/Path to the World Tree》◆
1 《土地税/Land Tax》
1 《浄化の印章/Seal of Cleansing》
1 《神秘的負荷/Mystic Remora》
1 《訓練場/Training Grounds》
1 《虹色の前兆/Prismatic Omen》
1 《森の知恵/Sylvan Library》
【プレインズウォーカー 0枚】
なし
【バトル 0枚】
なし
【土地 35枚】
1 《ジアトラの試練場/Ziatora’s Proving Ground》
1 《ジェトミアの庭/Jetmir’s Garden》
1 《スパーラの本部/Spara’s Headquarters》
1 《ケトリアのトライオーム/Ketria Triome》
1 《ゼイゴスのトライオーム/Zagoth Triome》
1 《踏み鳴らされる地/Stomping Ground》
1 《寺院の庭/Temple Garden》
1 《繁殖池/Breeding Pool》
1 《草むした墓/Overgrown Tomb》
1 《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
1 《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
1 《霧深い雨林/Misty Rainforest》
1 《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
1 《クローサの境界/Krosan Verge》
1 《真鍮の都/City of Brass》
1 《マナの合流点/Mana Confluence》
1 《宝石の洞窟/Gemstone Caverns》
1 《統率の塔/Command Tower》
1 《英雄の公有地/Plaza of Heroes》
1 《ヤヴィマヤのうろ穴/Yavimaya Hollow》
1 《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》
1 《成長の揺り篭、ヤヴィマヤ/Yavimaya, Cradle of Growth》
1 《陰謀団の貴重品室/Cabal Coffers》
1 《すべてを護るもの、母聖樹/Boseiju, Who Shelters All》
1 《水辺の学舎、水面院/Minamo, School at Water’s Edge》
1 《平地/Plains》
3 《島/Island》
1 《沼/Swamp》
1 《山/Mountain》
4 《森/Forest》
資金に余裕が無い場合の土地配分
もはや下手な貴金属より高価だもんね、デュアルランド
(;・∀・)アソベルサツタバ
1枚でさえ気軽に買えるカードじゃないし、それが5色全10枚となると新車買えるぞ
なので、基本的には《流浪のドルイド、ジェンソン・カルサリオン》収録の『団結のドミナリア』統率者デッキ-苦痛の虹-の土地をそのまま…と言いたいところだが。
近年の統率者デッキはレア比率が高く、パワーレベルも初期の統率者デッキと比べ各段に上がっているが、5色デッキである-苦痛の虹-の土地基盤は、さすがに予算不足感が否めない。
1から作り直した方が早いかな
となると、全色出したいから…トライオーム全10枚、ショックランド全10枚、フェッチランド全10枚、あとは《真鍮の都》《マナの合流点》《統率の塔》《宝石の洞窟》《反射池》…あれ!?もう35枚!?
その配分では、《血染めの月》《基本に帰れ》など基本でない土地対策カード1枚で詰むし、トライオーム10枚も入れたらタップインが多すぎて出遅れてしまう。
資金に関係なく、多色デッキの土地配分を考えるときはデッキ内のマナシンボル数を確認したい
今回は青と緑が特に多いが、序盤本当に必要なのは緑。
マナ・クリーチャーや土地サーチを駆使することで、《夢の巣のルールス》を手札に加えたり全色呪文を唱えるのに必要なマナを早めに得られる。
よって、今回の土地配分は、
- トライオーム、ショックランド、フェッチランドは緑絡み限定の5枚、4枚、4枚の計13枚
※《インダサのトライオーム》を失念していました。詳細は本記事コメントをご参照下さい。 - 森と平地の土地タイプを持つ土地2枚をサーチできる《クローサの境界》
- 5色土地は《真鍮の都》《マナの合流点》《統率の塔》《宝石の洞窟》に、伝説クリーチャーを守れる《英雄の公有地》を加えて5枚
- 伝説クリーチャー以外も守る《ヤヴィマヤのうろ穴》
- 全土地に沼と森の基本土地タイプを加えられる《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》《成長の揺り篭、ヤヴィマヤ》
- 《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》と相性の良い《陰謀団の貴重品室》
- 不特定マナを含むインスタントやソーサリー呪文を通すための《すべてを護るもの、母聖樹》
- 《流浪のドルイド、ジェンソン・カルサリオン》《クアンドリクスの神童、ジモーン》など伝説クリーチャーをアンタップできる《水辺の学舎、水面院》
《クアンドリクスの神童、ジモーン》はともかく、《流浪のドルイド、ジェンソン・カルサリオン》アンタップは意味なくない?
《訓練場》《生術師の使い魔》があれば、マナフィルターでなくマナ加速になるぞ( ̄― ̄)ニヤリ
- 残りは基本土地。《森》4、《島》3、《平地》《沼》《山》各1枚
白黒赤薄すぎない?
そのための《流浪のドルイド、ジェンソン・カルサリオン》のマナフィルターでしょ
本デッキの勝ち筋
《流浪のドルイド、ジェンソン・カルサリオン》を出す
後続の多色呪文すべてに占術1が付く意味は、特に序盤で大きい。
色事故回避し、マナ・クリーチャーや土地サーチを展開しよう!
《夢の巣のルールス》を出す
自発的にサクれるパーマネントを多く採用しているので、《夢の巣のルールス》で毎ターン使い回せる。
全色呪文を唱えるまでの繋ぎとして活躍してもらおう!
全色呪文から圧倒する
今回採用した全色呪文4枚は、単体ではフィニッシャーにはなり得ない。
しかし、《流浪のドルイド、ジェンソン・カルサリオン》で天使トークンを生成しつつ、更なるアクションにつなげられる効果ばかり。
その内の1枚を、今回キーカードにしているぞ
本デッキのキーカード
『ニューカペナの街角』収録の神話レア・ソーサリー。本セット外れ枠。
全色呪文であり、10枚も衝動的ドローでき、白白青青黒黒赤赤緑緑まで加えられる。
3色呪文という縛りがなければ…
(ノД`)・゜・。
チャームでも採用するの?
いや。
3色呪文最強と言えば根本原理メガサイクル!
その中でも特にめくりたいのが《出現の根本原理》!
《出現の根本原理》といえば、当時のスタンダードで《嘘の神、ヴァルキー》を選んで《星界の騙し屋、ティボルト》で唱えたなぁ…って、今回も採用できる!?
モードを持つ両面カードのマナ総量は、考慮している面の特性に基づいて決まる。スタックと戦場では、表向きの面を考慮する。他のすべての領域では、第1面のみを考慮する。
つまり、デッキ構築時には第1面《嘘の神、ヴァルキー》のみ考慮するから《夢の巣のルールス》の相棒条件には引っ掛からない。
《出現の根本原理》でサーチするのは、《アミナトゥの占い》《無限への突入》《嘘の神、ヴァルキー》がベスト!
- 《無限への突入》が唱えられるなら、手札に加えた《タッサの神託者》を唱えて特殊勝利!
- 《無限への突入》を唱えられなくても、《アミナトゥの占い》《星界の騙し屋、ティボルト》でブン回る
なお、《五者会談》でどの根本原理がめくれても、《五者会談》から生成するマナでは中心色が1マナ足りないよ。
宝物・トークンなど、5色出せるマナ基盤を残しておこう
白青黒赤緑の起動コストとサクることで大きくアドを稼げる、まさに《流浪のドルイド、ジェンソン・カルサリオン》《夢の巣のルールス》のためにデザインされたかのようなカード。
- 序盤は、土地サーチや宝物・トークンとして使えるマナ基盤
- 中盤以降、《夢の巣のルールス》で毎ターン使い回せば宇宙!?
『団結のドミナリア』収録の2色のアンコモン伝説のクリーチャーサイクルのひとつ。
- 序盤は《流浪のドルイド、ジェンソン・カルサリオン》の占術誘発。さらに、ルーター能力で手札の質を上げ色事故回避に貢献
- 中盤以降は、一度唱えて墓地に置いた全色呪文や根本原理を唱え直す!
サクった《ヴォーデイリアの冒涜者、ヴォハー》は《夢の巣のルールス》でリアニメイト!
全色呪文や根本原理をしゃぶりつくそう!?
さいごに
採用しなかったカード
コストにXを含みマナ総量が2以下のパーマネント呪文は《夢の巣のルールス》の相棒条件をクリアするが、如何せん《夢の巣のルールス》で墓地から唱え直すときに腐る。
《永遠溢れの杯》《霊体のヤギ角》を採用し《次元を挙げた祝賀》《斡旋屋一家の合流点》で増殖しまくる方向も考えたが、
- 優秀な3マナ以上の増殖持ちパーマネント呪文が採用できない
- 《五者会談》《出現の根本原理》で《次元を挙げた祝賀》《斡旋屋一家の合流点》を踏み倒して増殖するのは順番が逆(増殖してマナ加速してから《五者会談》《出現の根本原理》を撃ちたい)
- 他に増殖したいカウンターが無い
と、デッキの動きがチグハグになるため今回は採用しなかった。
採用しなかったコンボ
《暗黒の深部》+《吸血鬼の呪詛術士》or《演劇の舞台》
いわゆるダーク・デプス(DD)と呼ばれるコンボ。
《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》採用しているし、入れても良くない?
《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》を引けなかった時の序盤の動きがキツ過ぎる
さらに《夢の巣のルールス》では《吸血鬼の呪詛術士》は回収できても、《暗黒の深部》《演劇の舞台》は回収できない。
土地を回収しやすい《世界のるつぼ》が採用できないのも厳しい。
《飛行機械の鋳造所》+《弱者の剣》
いわゆるソプターコンボ。
《飛行機械の鋳造所》は3色カードだから《五者会談》から唱えられるし、《頭蓋骨絞め》採用しているなら入れても良くない?
- 《飛行機械の鋳造所》《弱者の剣》どちらも単体で弱い
- 全色呪文や根本原理と比べ、初動が遅い
- 揃ってからもマナ喰い虫
と、今回のデッキコンセプトと噛み合わなかったので採用しなかった。
アーティファクトテーマに寄せたり、《タイタンの根本原理》をフィニッシャーにする場合は良いかも
資金に余裕があれば
《ライオンの瞳のダイアモンド》+《死の国からの脱出》+《思考停止》
いわゆるブリーチ・ストーム。
如何せん《ライオンの瞳のダイアモンド》が高額なので薦めにくい。
が、《ライオンの瞳のダイアモンド》《死の国からの脱出》は《夢の巣のルールス》で再利用できるので、コンボが不発しても、次ターンに再チャレンジできる。
その場合の勝利手段も《タッサの神託者》かな
コンセプトが許せば
《グレッチェン・ティッチウィロー》+《訓練場》+《精力の護符》+《シミックの成長室》
《ウィザーブルームの初学者》+《煙霧の連鎖》
レガシーのスゥルタイ・デルバーに採用された無限ダメージコンボ。
コンボ中に手札を失うデメリットも《夢の巣のルールス》で軽減できる。
ストームも稼げるから、前述のブリーチ・ストームとも相性良さそう!?
コメント
デッキ構築ありがとうございます
五者会談から根本原理というところまでは考えられましたが出現の根本原理から重たいソーサリーやティボルトを唱えるのは思いつきませんでした…
ところで頭蓋骨絞めは何故採用しているのでしょうか?相手が除去を使うのを躊躇わせるためですか?
また、インサダのトライオームは何故採用していないのでしょうか?タップインが多くなるためトライオームは合計で5枚程までなのは分かるのですが…?
質問が多くなって申し訳ありませんが、答えていただけると幸いです。
記事を読んでいただきありがとうございます。
《頭蓋骨絞め》の採用理由はいくつかあります。
・《第三の道の偶像破壊者》が生成するトークンは遠慮なく〆られる
・《極楽鳥》などタフネス1のクリーチャーが多く、いざとなればドローに変換できる
・タフ2以上でも《忠実な護衛、ハジャール》など自発的に任意のタイミングでサクれるクリーチャーが複数いる
・ルールスがいるので、ルールス以外の非トークン・クリーチャーは〆るのに遠慮がいらない
・除去を使うのを躊躇わせるよりは、攻撃してくるのを躊躇させる
全色呪文や根本原理までかなりマナを伸ばさないといけないため、それまでのドロー兼防御カードという意味合いが強いです。
《インダサのトライオーム》は完全に入れ忘れです(汗
《森》か《島》と入れ替えても良いですが、個人的体感で10枚くらい基本土地を入れておきたいです。
基本土地を多めにしたい理由もいくつかあります。
・《耕作》《木霊の手の内》《桜族の長老》でサーチする土地が足りなくなる
・《血染めの月》など置かれた時の影響を少なくする
・《土地税》による手札の水増しに使う。《巻物棚》と組み合わせると、毎ターン基本土地3枚をライブラリートップ3枚と入れ替えられる。
《巻物棚》《土地税》のシナジーは、《思考の器》で手札上限をなくし7枚以上交換できるようになると特に効果が大きいですが、逆に基本土地が尽きると効果が半減します。
《巻物棚》による積み込みは《アミナトゥの占い》《五者会談》でも有効なので、入れ替えられる枚数は多いことに越したことはありません。
となると入れ替え候補が悩ましいですが、起動機会が限られる《英雄の公有地》《水辺の学舎、水面院》と入れ替えても良いかもしれません。
ぜひ色々試してください。
遅くなりましたが組み上がりました
まだプレイすることはできていませんがこれからプレイするのが楽しみです
組み上がりおめでとうございます!
nobutaneさんのルールス愛溢れるデッキが上手く回りますように。
プレイ結果や手応えあったカードなども是非教えて下さい。
楽しみですね。
今日カードショップのイベントで遊んできました。
中々に愛が試されるデッキでした(婉曲表現)…。
自分のプレイングが拙いのもあったのですが、やはり使い切りのカードを軸にするとどうしてもカードパワーが落ちてしまうところがあったり、そもそも5色の呪文の数が少なく、トークンの数で攻めようにも1/1が数体並ぶだけでは攻めきれなかったりといったあたりが気になりました。後、一度5色の呪文を唱えてアドバンテージを稼ぐとそれだけでヘイトがかなり上がってしまい、勝ちきれないまま次の自分の番が来る前にビートダウン色の強い卓でライフを削りきられたりということが起こりました…。
盤面が弱いと感じることが多かったのでデッキを弄るならトークン生成に寄せるのは手かもしれません。
ただマナ基盤に関してはストレスフリーに回せたのでそこは良かったと思います。
ただ、まだまだ自分が統率者戦に慣れていないと感じたので次にデッキを組むとしたら素直なビートダウンを使って慣らしたいと思います(金欠なので大分先の話になりそうですが…)。
プレイ結果のご報告ありがとうございます。
最近は《雇われの剛力、スライサー》が注目されるなど、若干ビートダウン色が強めな傾向があるので、トークン生成で時間を稼ぐのはアリですね。
また、統率者戦に限らず、プレイヤーによって、ビートダウン/ミッドレンジ/コントロール/コンボ/ロックの得手不得手があります。
nobutaneさんが以前のコメントで《タイタンの根本原理》をフィニッシャーとして検討していたことを鑑みるに、ひょっとするとビートダウンやミッドレンジの方が得意なのかもしれません。
HUNTER×HUNTERの水見式みたいに測れれば良いのですが・・・
1vs1ならともかく多人数戦での戦闘は苦手意識があるので練習したいですがそういくつもデッキを組めるわけでもないので次に組むデッキを長期的に検討中です
ドーモ、カザロフさん
私もジェンソンに見いられし者の1人で意見を頂戴したくコメントします
私は「ジェガンサ·カルサリオン」を構築してます
カザロフ後なのでドラコの末裔、ギルドパクトの力戦、新たなアラーラの騎士を採用
5色なのに辺境宮廷エリヴィアの白緑ヘイトベアー寄りの平地森構成+血染めの月、訓練場などでエンチャント数稼ぎ
あとは過去記事参照しながら5色カード採用(5者会談根本原理は不採用
これらに加えてカザロフさんが思いつくおすすめカードなど閃きましたらご意見よろしくお願いします(*・ω・)*_ _)
ドーモ、アーティ=サン。
《湧き出る源、ジェガンサ》との組み合わせは興味深いですね。
《湧き出る源、ジェガンサ》の相棒条件だけだと方向性を見失いがちですが、アーティさんのコメントからおおよその方向性は見えるので、近日中に紹介します。