『イニストラード:真夜中の狩り』リリースノートが公開!
公式サイト(英語)で『イニストラード:真夜中の狩り』リリースノートが公開されたね!
日本語訳もPDFでダウンロードできるぞ。
43ページもあるがな(;一_一)
そこで、今回は統率者戦にも採用されそうなカードの内、間違えやすい初心者泣かせなカードだけをチェックしてみた。
初心者泣かせなカードをチェック!
新キーワード能力:日暮と夜明
初心者・・・というより、旧イニストラードの狼男をプレイしたことがあるプレイヤーほど効果を間違えやすい。
統率者戦で狼男部族デッキを組むと変身条件が微妙に異なるので注意!
昼と夜の概要
昼と夜は、ゲームそのものが持つ状態である。ゲーム開始時はどちらでもない。
ゲームが昼(または場合によっては夜)になると、その後ゲームは繰り返し昼と夜のどちらかとなる。
日暮や夜明を持つ両面カードは昼夜に大きく影響を受ける。
ゲームが昼であるかぎり、戦場では日暮の面が表になる。
ゲームが夜であるかぎり、戦場では夜明の面が表になる。
旧イニストラードの狼男をプレイしているとゲーム開始時は昼のイメージを持ってしまうが、ゲーム開始時はどちらでもない。
表の話は、夜について覚えておくべき重要なことと関係しているぞ
初めて昼や夜になるとき
日暮や夜明を持つ両面カードは、変身する両面カードである。
これらのカードは表向きにのみ唱えられる。
ほとんどの場合、最初は第1面を表にして戦場に出る。
昼でも夜でもないときに日暮を持つパーマネントが戦場に出た場合、昼になる。
《硫黄の蛮人》の2つ目の能力など、能力がゲームを昼か夜にすることもある。
ゲームが初めて昼になるのは、基本は日暮を持つパーマネントのETB時。
たまに直接昼や夜にする能力を持つカードによるってことだね
昼から夜または夜から昼になるとき
ゲームが昼や夜になった後、各ターンに昼夜が入れ替わるかどうかは、通常、直前のターンにアクティブ・プレイヤーが唱えた呪文の数によって決まる。
- アンタップ・ステップにプレイヤーがパーマネントをアンタップする前に、ゲームの昼夜が入れ替わるかどうかをチェックする。
- ゲームが昼であり、直前のターンのアクティブ・プレイヤーがそのターン中に呪文を唱えなかった場合、夜となる。
- ゲームが夜であり、直前のターンのアクティブ・プレイヤーがそのターン中に2つ以上の呪文を唱えた場合、昼となる。
- 夜になると、日暮を持つ両面パーマネントはその夜明の面に変身する。同様に、昼になると、夜明を持つ両面パーマネントはその日暮の面に変身する。これは直ちに起こり、状況起因処理ではない。アンタップ・ステップだけでなく、ゲームが昼や夜になるいかなる場合にも起こる。
ここが旧イニストラードの狼男との大きな違い!
旧イニストラードの狼男は、
- 第1面⇒第2面:各アップキープの開始時に、直前のターンに呪文が唱えられていなかった場合
- 第2面⇒第1面:各アップキープの開始時に、直前のターンのいずれかのプレイヤーが2つ以上の呪文を唱えていた場合
のため、統率者戦とメチャクチャ相性が悪い。
全プレイヤーが直前のターンに呪文を唱えない状況が起こりにくいから、第1面から第2面に変身しにくい。
さらに苦労して第2面になっても、誰かが2つ以上の呪文を唱えたらすぐ第1面に戻されちゃう
(ノД`)・゜・。
一方、昼夜が入れ替わるかどうかは、直前のターンにアクティブ・プレイヤーが唱えた呪文の数しか影響しない。
参照するプレイヤーが1人なので、統率者戦でも相性が悪くなさそうだね
夜について覚えておくべき重要なこと
- 夜に日暮を持つ呪文を唱えた場合、スタックではその呪文は第1面(つまり日暮の面)が表向きである。ただし、それは第2面(つまり夜明の面)を表向きにして戦場に出る。日暮の面を表向きにして出てから変身するのではない。
- ゲームが夜である場合、日暮を持つパーマネントが唱えられることなく戦場に出るなら、それは夜明の面を表向きにして出る。
いきなり第2面で戦場に出るの!?
《トヴォラーの群れ率い》など第2面なのにETB能力を持っているのは、このルールが原因だな
日暮と夜明の制限
- 日暮や夜明を持つパーマネントは、その日暮や夜明の能力以外の手段では変身できない。特に、プレイヤーにパーマネントを変身させるよう指示する《月霧》などの古いカードは、日暮や夜明を持つパーマネントに影響しない。
- 一度ゲームが昼や夜になった後は、ゲームは終了するまで昼か夜のどちらか一方の状態である。ゲームが同時に昼と夜の両方になることはない。一度ゲームが昼や夜になった後、ゲームが昼と夜のどちらでもない状態に戻ることはない。
- ゲーム全体が昼であるか、ゲーム全体が夜であるかどちらかである。あるプレイヤーにとって昼であり別のプレイヤーにとって夜であることはない。
想定される特殊な状況への対応
昼でも夜でもない状態で、何らかの形で日暮を持つクリーチャーと夜明を持つクリーチャーが同時に戦場に出た場合は、昼となる。その夜明を持つクリーチャーは、変身する。
《解放された者、カーン》で日暮を持つクリーチャーと夜明を持つクリーチャーを追放した後に-14能力を起動した場合が該当するかな。
-14能力はすべての継続的効果を終了するため、昼でも夜でもない状態でニューゲームするぞ!(上記ルールにより、すぐ昼になるが)
《月の帳の執政》
《月の帳の執政》の最初の能力を解決する時点で手札にカードがない場合でも、手札を捨てることを選ぶことができる。その呪文の色1色につき1枚のカードを引くだけである。良い考えだ!
良い考えだ!
じゃなくて、手札にカードがなくても手札を捨てることを選べるの!?
《身震いする発見》と英語版テキストが酷似していて非常に紛らわしい。
2枚と指定がある場合は2枚以上ないとダメで、枚数指定が無ければ0枚捨てるでもOK?
《不吉な首領、トヴォラー》《深夜の災い魔、トヴォラー》
ゲームが昼であり、直前のターンのアクティブ・プレイヤーがそのターン中に呪文を唱えていても(本来は昼のまま)、自ターンアップキープに3体以上の狼や狼男をコントロールしていれば夜になってしまう。
《不吉な首領、トヴォラー》やこのセットの他の人間・狼男・クリーチャーは夜になるとどのみち変身することを考えると、《不吉な首領、トヴォラー》の2つ目の能力は少し奇妙に思える。
しかし、《不吉な首領、トヴォラー》はこのセットの狼男・クリーチャーを変身させるだけでは満足しない。この能力によって、これ以前のイニストラードの人間・狼男・クリーチャーも変身させることができる。
統率者指定すれば、狼男部族デッキがはかどりそうだね♪
《不朽の天使》《天使の処罰者》
《不朽の天使》の最後の能力は置換効果である。これはスタックを用いないので、対応することはできない。特に、プレイヤーは《不朽の天使》を破壊し変身を妨げることであなたをゲームに敗北させることはできない。
《不朽の天使》が両面パーマネントでない場合、つまり、それがトークンであるか《不朽の天使》のコピーとなった片面カードである場合、この置換効果を適用してそれを変身させることはできない。その場合、あなたはゲームに敗北する。
ついついインスタント除去を使いたくなるけど対応できないからダメってことね
本来、両面パーマネントのコピーとなった片面カードやトークンなど、両面カードが表さないパーマネントを変身させるよう指示された場合、その指示は無視する。
敗北条件がないと、ライフ総量が0点以下になるたびに3点になってしまうから仕方ないな
《陽気な拷問吏、リンディ》
- 《陽気な拷問吏、リンディ》の最後の能力は対象を取らないため、これを使って呪禁を持つプレイヤーに呪いをつけることができる。
- 多人数戦では、あなたの呪いのうちの1つによってエンチャントしているプレイヤーが(たとえば《陽気な拷問吏、リンディ》の拷問に耐えきれなくなって)ゲームを離れた場合、その呪いはあなたの墓地に置かれ、《陽気な拷問吏、リンディ》の最初の誘発型能力を誘発させる。
《魔女封じの宝珠》涙目
(ノД`)・゜・。
敗北プレイヤーがオーナーであるオブジェクトはゲームから取り除かれるが、呪いのオーナーは《陽気な拷問吏、リンディ》だから取り除かれずに済むぞ
さいごに
発売が楽しみだね(≧◇≦)
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