統率者戦では真価を発揮できない?
今まで、1対1戦よりも統率者戦で真価を発揮するカードや能力を紹介してたけど、逆のカードや能力ってあるの?
あるね。主にハイランダー構築(基本土地以外1枚制限)が影響するかな。
以下、1対1戦では使われるのに、統率者戦では真価を発揮できないカードタイプを紹介するぞ。
統率者戦では真価を発揮できないカードタイプ
各種力戦
『ギルドパクト』と『基本セット2011』で各色の計9種類(黒の《虚空の力線》のみ再録)ある。
モダン・レガシーフォーマットで特に使われるのは、《神聖な力戦》と《虚空の力線》かな。メタによるけど、使うならサイドボードに4枚となる。
サイド後に初手にあってこその力戦だから、1対1戦の4/60と統率者戦の1/100では価値感は変わるよね。
とはいえ《虚空の力線》は、《Helm of Obedience》《安らかな眠り》と一緒に積んで、ヘルムヴォイド/ピースコンボを狙う統率者戦デッキもあるので注意。
1枚ハンデス
1対1戦ならば、相手の出鼻をくじいたり、コンボ前の前方確認に有用。
しかし、統率者戦では《Wheel of Fortune》や全部捨てさせるカードならばともかく、1枚ハンデスでは戦況を変えられない。
各種願い
ジャッジメントの各色1枚と未来予知での1枚存在する、サイドボードからカードを持ってこれるサーチ呪文サイクル。
シルバーバレット戦略の極致といえる強力なカードではあるけど、
- 基本的に統率者戦ではサイドボードを用意しない
- 1対1戦のように、サーチ先のキーカードをメインとサイドに散らす使い方ができない
ので、弱体化していると言える。
バーン系
《稲妻》とか積みまくっても、相手のライフ合計が120では如何ともしがたい。
《黄泉からの橋》、《ナルコメーバ》
どちらもドレッジデッキのキーカード。
ただし1対1戦で4枚積み前提のカードなので、1枚ずつしか積めない統率者戦には不向き。
《黄泉からの橋》に至っては対戦相手が多い分、すぐに追放されかねないもんね。
ただし、ドレッジデッキで使われる各種発掘カードは統率者戦でも有用。リアニメイトカードや探査、《血の暴君、シディシ》などシナジーを生むカードはとても多いからだ。
各種大長
レガシーのコンボデッキで《別館の大長》《絡み森の大長》が使われることはあるけど、これも力線同様4枚積みが前提のため、統率者戦では使いにくい。
《尖塔の大長》や《溶鉱炉の大長》はまだ、ライブラリアウトやゴブリンに特化した統率者戦デッキなら活用できるかも。
さいごに
4枚積んでこそ強いカードはダメってこと?
絶対ではないよ。ヘルムヴォイドの例もあるけど、《先端生物学者》をコピーしまくって特殊勝利する統率者戦デッキも見たことあるぞ。
カジュアルだね~(;゚Д゚)
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