統率者デッキ紹介《妨害工作員、サイクロナス》

今回のカジュアル統率者

『兄弟戦争トランスフォーマー・カード』の1枚。

ターン・フェイズ・ステップを追加するカードは数あれど、非常に珍しい開始フェイズ（アンタップ、アップキープ、ドローの3ステップ）を追加するカード。

開始フェイズ追加条件が厳しい上に毎ターン効果は得られないけど、統率領域に置ける《逆説のもや》と考えてデッキ構築してみた。

デッキ内容

• カード名後ろに★があるのは、あなたのアップキープ開始時に誘発する効果を得るカード
• カード名後ろに◆があるのは、本デッキのキーカード

本デッキの勝ち筋

第1面《妨害工作員、サイクロナス》として出す

第1面《妨害工作員、サイクロナス》はパワー5以上ないとトランスフォームできないが、自身のサボタージュ能力による謀議で+1/+1カウンターを乗せられるので、装備品の採用は最小限。

イニシアチブ持ちクリーチャーを展開

イニシアチブ自体は強力だが、イニシアチブ持ちクリーチャーは若干コスパが悪い。

そこで、素キャストに加え、《妨害工作員、サイクロナス》の謀議や《アズカンタの探索》などの諜報で墓地に落としてリアニメイトすることで早期展開する。

開始フェイズ追加でアドを稼ぐ

第2面《サイバトロンの戦闘機、サイクロナス》のサボタージュ能力で開始フェイズ追加し、地下街探索ほかアップキープ開始時に誘発する効果でアドを稼ぐ。

なお、開始フェイズ追加に伴う、そのターン中のフェイズ順は以下のようになる。

1. 戦闘フェイズ
2. 開始フェイズ（アンタップ、アップキープ、ドロー・ステップ）
3. 戦闘後メイン・フェイズ
4. 終了フェイズ

統率者ダメージ21点が狙える

謀議や地下街探索の鍛冶場で+1/+1カウンターが乗りやすい上、第2面《サイバトロンの戦闘機、サイクロナス》の素のPTが5/5と大きい。

本デッキのキーカード

『統率者レジェンズ：バルダーズ・ゲートの戦い』に収録されているアンコモンの2色の伝説クリーチャーサイクルの1枚。

イニシアチブを得られる上、接死とタフネス5によりイニシアチブを守るブロッカーとして優秀。

さらに、ダンジョン踏破していれば攻撃誘発で+5/+0+αするため、ただでさえ打点が高くなる《妨害工作員、サイクロナス》を強化して、より統率者ダメージ21点を狙いやすくなる。

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いずれも強力なアップキープ開始時に誘発する能力を持つ伝説クリーチャー。

リアニメイト能力により墓地に落ちたイニシアチブ持ちクリーチャーを再利用すれば、地下街探索も捗る。

さいごに

トランスフォームを都度挟むので、思ったほど開始フェイズの恩恵は受けにくい。