統率者デッキ紹介《エルミンスター》

今回のカジュアル統率者

占術がテーマのプレインズウォーカー（以下、PW）。

初期忠誠度が5と高く、+2能力から入ると出したターンに7になるため、見た目以上にタフ。

デッキ内容

• カード名後ろに★があるのは、占術を持つカード
• カード名後ろに◆があるのは、本デッキのキーカード

本デッキの勝ち筋

継続的に占術するパーマネントを展開する

《エルミンスター》占術によるコスト減少は、そのターン中であれば、次にインスタントやソーサリーを唱えるまで累積する。

《エルミンスター》だけでなく、《ネズリルのパズル房》など継続的に占術するパーマネントを展開し、コスト軽減効果が最大になるよう準備する。

PWコンの動きを目指す

統率者がPWの場合、クリーチャーの攻撃で除去られるデメリットがあるが、裏を返すと全体除去に巻き込まれないメリットがある。

1. コスト軽減効果を持つ《エルミンスター》は先置き
2. 占術によりコスト軽減した全体除去で更地にする
3. 《秘密の解明者、ジェイス》など他のＰＷも展開する

ようなＰＷコンの動きができると強い。

《副陽の接近》の特殊勝利か《霊気貯蔵器》の50点砲で勝利する

統率者がPWの場合、統率者ダメージ21点を狙えないデメリットもある。

また、いたずらに長期戦にすると思わぬ即死コンボや無限コンボで敗北しかねない。

そこで、

• 占術を、《エルミンスター》のコスト軽減だけでなくライブラリー操作も活かし、《副陽の接近》を1ターン中に2回唱えて特殊勝利
• 《ジェイスの聖域》など呪文で占術が誘発するカード、あるいは占術付き呪文を用いることで、複数の呪文を連鎖的に軽くプレイし、《霊気貯蔵器》の50点砲で勝利

の2パターンを目指す。

本デッキのキーカード

『ドミナリア』収録のレア・エンチャント。ＰＷの誓いメガサイクルのテフェリー版。

ETB能力の明滅も強力だが、本デッキでは常在型能力のＰＷ忠誠度能力2回起動可の方が重要。

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『未来予知』初出アンコモン・クリーチャー。

同コストで同枚数ライブラリーを掘れる《予感》《タミヨウの天啓》と比べると、

という違いがある。

さいごに

奇跡との相性

占術でライブラリートップを仕込めるので相性は悪くないが、

• 占術持ちカードの中に、手札からライブラリーに戻す効果を持つカードが無い
• 《エルミンスター》は有色マナまで軽減できない
• 奇跡を持つカードがそもそも少ない

ため、デッキコンセプトにしにくい。

－3能力を活かしにくい

－3能力で生成するトークンはフェアリー・ドラゴン・トークンと部族的には恵まれているが、残念ながら固有色と合わない。