『ニューカペナの街角』プレビュー開始!
いよいよ始まったね!
プレリリースは4月22日(金)~4月28日(木)、発売日は4月29日(金)だぞ!
統率者候補の新カードを色別にプレビュー
白単
本セットストーリーにおける最重要人物。
天使部族デッキを組めとWotCは言っている…!?
青単
貴重な1マナ伝説クリーチャー。激狭な対象範囲のコピー能力を持つ。
本セットでは、主に新規キーワード能力の犠牲でコピーした呪文を対象にするようデザインされている。
個人的には《発展の暴君、ジン=ギタクシアス》に次いで《永遠の統制》を上手く使える統率者と期待している
好きだね~、歴伝(;一_一)
赤単
新規キーワード能力の奇襲を持つことで、タップが必要な起動型能力をすぐに使える選択肢を持つ。
とはいえ、自軍クリーチャーをコピーしたいだけなら《鏡割りのキキジキ》で事足りる。
- カードを捨てられる
- 伝説クリーチャーもコピー可
なのを活かす構築にしたいな
新ファイレクシア法務官メガサイクルの赤。
ストーリー上は、新ファイレクシアが一枚岩ではないことを示唆しているが…!?
5マナ4/4速攻は初登場時《隠れしウラブラスク》と同様だが、今回は戦場への影響ではなく、最初のドローに対して影響を及ぼす。
追加ドローが無い場合、
- 自分:衝動的ドロー+通常ドロー
- 相手:通常ドローが衝動的ドローに変化
つまり対戦相手は《ファイレクシアの闘技場》など継続的な追加ドロー手段がない限り、手札を貯められない。
最序盤に出せれば強いけど、マナ基盤や追加ドロー手段が整った中盤以降は妨害効果は薄いかな
斡旋屋(緑白青)
斡旋屋の長。
新規キーワード能力の盾カウンターを持つ。
盾カウンター自体は実は再録。
『ディセンション』収録の《一時しのぎの協定》でのみ使われていたマイナーカウンターだ。
ただし、今後《一時しのぎの協定》のオラクル変更で別の名前のカウンターを使用するようなので、クリーチャー化して悪用することは出来なそうだ。残念!
《契約紡ぎ、ファルコ・スパーラ》で取り除くカウンターの種類は問わないよ。
《契約紡ぎ、ファルコ・スパーラ》+《献身のドルイド》+《師範の占い独楽》で無限ドロー!
友好色混成マナコストを2つ持つ伝説クリーチャーサイクルの1枚。
盾カウンターで除去耐性はあるが、肝心の追加ドロー誘発効果は上位互換が複数存在する。
統率者候補としては弱いか
ブリンクデッキの統率者として優秀。
コントローラーが異なるように選ぶのがポイント!
コントロール交換で対戦相手に渡したクリーチャーを追放すれば、《雑集家、ラグレーラ》が戦場を離れて戻ってくるときには別オブジェクトになるため、自分のコントロール下で戻ってくる。
常夜会(白青黒)
常夜会の長。
素のパワーは低いが、新規キーワード能力の謀議により急激にサイズアップできる。
謀議のルーター効果は強制!
値がX=攻撃クリーチャー数のため、横展開し過ぎて総攻撃するとライブラリーを引き切りかねない
友好色混成マナコストを2つ持つ伝説クリーチャーサイクルの1枚。
ディスカードによる損失をPIG誘発で補填できるので《意外な授かり物》などで大量ルーターしたくなるが、追放除去されると目も当てられない。
サクり台は常備だね(。-`ω-)
オデッセイ・ブロックで初登場した部族セファリッドの、3体目となる伝説クリーチャー。
狡猾で信頼のおけない種族という設定が、ニューカペナの舞台にピッタリだったのだろう。
効果は単純ながら、《リッチの熟達》などライフをドローに変換できるカードと2枚無限コンボになる。
《リッチの熟達》などは、いずれも黒のトリプルシンボル以上と色拘束が強い。
《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》など色サポートを併用したい
貴顕廊(青黒赤)
貴顕廊の長。
ETB時に半数手札破壊、攻撃時に半数切削、死亡時に半数布告する誘発型能力を持つ。
やたらヘイトを買いそうな効果ばかりなのに、ストーリー上はエルズペスやアンヘロに優しい良い人キャラだった(故人)のが意外
効果がバラバラなので、良く言えば臨機応変、悪く言えばデッキの方向性を決めにくい。
統率者指定するよりは、リアニメイトや《騙し討ち》などで踏み倒した方が強いかも!?
友好色混成マナコストを2つ持つ伝説クリーチャーサイクルの1枚。
自身もしくは吸血鬼のETB誘発で、全プレイヤーのライブラリーを破壊できる。
吸血鬼はトークンでも良いけど、吸血鬼トークンを大量生成するカードが貴顕廊カラーに無いのが難点。《仮面林の結節点》などでクリーチャー・タイプ追加するか
毎ターン1枚、追放したカードの内1枚をプレイできるが、マナコスト踏み倒しが出来るわけではない。
色は問わないので《陰謀団の貴重品室》など大量マナを生成できるようにしたい
固有色上珍しいマナ・クリーチャー。
瞬速とPIG能力で悪さできそうだが、《妖艶な泥棒、コルメラ》自身を普通にコピーしてもレジェンド・ルールの状況起因処理によりスタックに乗らずに直ちに処理されるため、コピーからマナを生成することはできない。
《妖艶な泥棒、コルメラ》+《熱の陽炎》+《鏡の箱》+《ファイレクシアの供犠台》で無限ループになるが、そこまでしてやりたいかと言うと…
土建組(黒赤緑)
土建組の長。
自ターン終了時に《投げ飛ばし》+宝物・トークン3個生成を誘発できる。
パワーが高く使い捨てられるクリーチャーがいないと意味がないよ。
不死や頑強持ちクリーチャーを多めに採用すると良さそう!?
友好色混成マナコストを2つ持つ伝説クリーチャーサイクルの1枚。
赤に全体速攻付与手段が多いため、あえて速攻付与持ちクリーチャーばかり採用する必要はない。
むしろクリーチャー・トークン生成手段を多めに採用して、一度に宝物・トークンを大量生成できるようにした方が良いかも
タップ状態で宝物・トークンを大量生成することが、致命的なこともあるので注意!
《磐石、ミスター・オルフィオ》自身が攻撃しなくても誘発するとはいえ、上位互換な効果を持つ伝説クリーチャーは多い。
サイ好きでもない限り統率者指定することはない!?
舞台座(赤緑白)
舞台座の長。
横展開するほど自軍クリーチャーを強化できる。
9体以上いれば+3/+0、警戒、トランプル、二段攻撃か~(;・∀・)
トークン生成しやすい固有色なので、速やかに殴り倒せそうだな。
《Hazezon Tamar》《ゼンディカーの報復者》などトークン大量生成できるカードと相性良さそうだ
友好色混成マナコストを2つ持つ伝説クリーチャーサイクルの1枚。
トークン置換効果よりも、カード名日本語訳の誤訳で話題。
トークンの種類を問わないため、宝物や血など、非クリーチャー・トークンを戦力にできるのが魅力。
置換効果は重ねられる。
《倍増の季節》系エンチャントと併用すれば、倍々ゲームを楽しめるだろう
統率領域に置けるクリーチャーサーチ。
唱えていた場合という縛りはあるが、固有色上バウンス効果を持つカードは複数存在する。
『ニューカペナの街角』統率者デッキ
壮麗な斡旋屋一家
メイン統率者。
ETB能力を自身対象にも出来るので、除去耐性はある。
攻撃時の誘発能力がカウンターの種類数参照!
キーワードカウンターほか、マイナーカウンターを持つカードを採用すると楽しいかも!?
毎ターン対戦相手のクリーチャーに盾カウンターを与えるので一見ヘイトが下がりそうだが、使嗾するので結局は恨まれそう。
使嗾誘発はどんなカウンターでも良いのがポイント!
固有色上《原初の死、テジマク》《蝕むもの、トクスリル》《黒の太陽の頂点》などが使えないのが残念
キーワード・カウンターテーマの伝説クリーチャー。
+1/+1カウンターが5個以上あれば、《時の賢者》+継続的にブリンクできるカードで無限ターン!
常夜会一家の活動
メイン統率者。
新規キーワード能力の謀議を持つ。
自軍攻撃クリーチャー2体をアンブロッカブル+二段攻撃と、青が中心色な固有色にしては攻撃的な効果を持つ。
《常夜会一家の目、カミーズ》自身が攻撃しなくても誘発するけど、統率者ダメージ21点も狙えそう。
統治者や使嗾など、全員が積極的に攻撃するようなゲーム展開にすると楽しいかも!?
『コンスピラシー:王位争奪』で登場した動議を持つ。
4人対戦中に普通に動議すると、手掛かりと宝物を計5個生成することになる。
せっかくなので投票機能を最大限活用すると楽しいかも!?
墓地を肥やせば、青黒で再キャスト可能。
ただし、墓地から唱えるタイミングがマッドネスと同じ。
なので切削ではなく、謀議など自分が望むタイミングでルーターできるようにしたい
貴顕廊一家の殺戮
メイン統率者。
新規キーワード能力の犠牲を持つ。
インスタントやソーサリーを唱えることでクリーチャー生成できるカードと相性良さそう♪
対戦相手にもコピーさせるという、交渉力を試される誘発型能力を持つ。
対象を取るような呪文ばかり採用しておけば、打ち消し能力の分、自分が被害を受けることは少ない。
コピーしてもよいなので《集団意識》のように契約死させることはできない。
残念!
公式フォーマットでは初の伝説のフェニックス。
フェニックス部族デッキを作るぞ~♪
土建組一家の猛威
メイン統率者。
新規キーワード能力の奇襲を持つ。
奇襲がボードアドを稼げないのが難点。よほどETB能力やPIG能力、サボタージュ能力が強力なフィニッシャーを奇襲しないと厳しいかも!?
《道具箱、ヘンジー・トーリ》自体が色拘束厳しい3マナなので、何度も唱え直すのは現実的ではない。
低コストの共闘持ちクリーチャー2体を統率者指定して、《道具箱、ヘンジー・トーリ》をデッキに採用した方がコスト軽減効果は得やすい
マナレシオとタイプに恵まれた伝説クリーチャー。
起動型能力の日本語がややこしいが、
- 対戦相手1人(ターン進行中)が前者
- あなたの墓地の非伝説クリーチャー・カード1枚が後者
- 前者と後者を対象にする
サボタージュ能力持ちやペナルティ能力持ちクリーチャーを押し付けると楽しそう!?
宝物・トークンテーマの伝説クリーチャー。
対戦相手にも宝物・トークン生成手段を与えてしまうが、宝物・トークンを1つずつ生成できる手段があれば2倍速で生成できるため、マナ基盤上は差がつく。
+1/+1カウンターを乗せまくって統率者ダメージ21点も狙えるけど、そのために宝物・トークンを消費するのはもったいない!?
舞台座一家の喧騒
メイン統率者。
ETB能力により、タップアウトレット能力を使える頭数が揃うのがポイント。
同じく使嗾をテーマにした『統率者2019』の構築済みデッキー原初の起源-と組み合わせれば強化しやすそう♪
『コンスピラシー』初出の協議を持つ。
同じく協議を持つ伝説クリーチャー《帰還した探検者、セルヴァラ》を統率者指定したことがあるプレイヤーには共感してもらえると思うが、対戦相手数への依存度が想像以上に高い。
3人卓になるだけで弱体化してしまうのが難点か
1/1クリーチャーのロード。
とにかく1/1クリーチャーを横展開して攻撃すれば良いが、攻撃時以外は《毒の濁流》X=1などで簡単に戦線崩壊しかねない点に注意!
???
召集により、頭数さえ足りていれば再キャストでも白1マナのみで出せる。
ドロー誘発条件のトークンはクリーチャーに限らないため、《息詰まる徴税》と特に相性良さそうだ
暗殺者&傭兵&ならず者部族デッキを組めば、全体接死付与+1枚ドロー&宝物・トークン2個のサボタージュ能力と大盤振る舞い。
全体除去との相性はイマイチ。
《殺しの羽ペン、マリ》を戦場に残しつつ対戦相手のクリーチャーを除去する方法を厚めに用意したい
交渉力を試される伝説クリーチャー。
宝物・トークン生成手段を別途用意しないと、《やり手の交渉人、ヴァジ》の起動型能力が腐るのが難点。
逆に誘発条件は、《やり手の交渉人、ヴァジ》の起動型能力で生成した宝物・トークンに限らない。
対戦相手が《息詰まる徴税》《波止場の恐喝者》など採用していれば、勝手に+1/+1カウンターと追加ドローを得られるだろう
さいごに
フルスポイラーまで更新するよ♪
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