四半世紀も歴史があると
やっちまったな!としか言いようがない効果のカードが刷られてしまう場合がある。
《嵐の目》もそんな1枚。
《嵐の目》とは
『ラヴニカ:ギルドの都』初出のレア・エンチャント。
プレイヤーの区別なくインスタントやソーサリーを唱えるたび追放し、そのプレイヤーは追放している全ての呪文のコピーを唱えられてしまう。
7マナと激重なので印刷されたのだろうが、こと統率者戦だとエンチャント踏み倒し手段もマナ加速手段も豊富なので、マナ総量が調整になっていないのが問題。
- 追加ターンをコピーして、延々俺のターン!
- ストーム呪文が延々ストームを稼ぎまくる
- 墓地やライブラリーのインスタントやソーサリーを、マナ・コストを支払うことなく唱えるインスタントやソーサリーと連鎖
など、ソリティアが始まる予感しかしない。
ウィニー君
相性悪いのはX呪文(コピーはX=0扱い)と刹那(コピーのスタックの乗せ方を誤ると唱えられなくなる)くらいかね
かざろふ伯
《ザルファーの魔道士、テフェリー》《時を解す者、テフェリー》を対戦相手に出されても悶絶必至。逆に自分が出すとリアルファイト必至
- 『ストリクスヘイヴン:魔法学院』の魔技と相性良いが、オーバーキル感が否めない
- 万が一インスタントやソーサリーが尽きると、全部対戦相手に持っていかれる
- MOならともかく、テーブルトップでやるには処理が面倒くさ過ぎ…
と、本当はアルケミー収録予定だったオーパーツじゃないのか!?と疑いたくなるような代物なので、くれぐれも採用は慎重に。
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