今回のカジュアル統率者
『イニストラード:真紅の契り』の統率者候補カードレビューはこちらの記事でまとめているよ
起動型能力が青黒なので、固有色はディミーアカラー。
1枚で全体除去&トークン生成&追加ドローと自己完結している。
さらに統率者戦ではスライム・カウンターをばらまく誘発機会が多く、大型クリーチャーでさえ次の自ターンを迎えるころには弱体化必至!クリーチャー戦では無類の制圧力を誇る
ただし、
- マナ総量が7マナと重く、サイズと色以外に除去耐性がない
- 固有色上、アーティファクトとエンチャントに干渉しにくい
- ノンクリーチャーデッキが相手だと意味がない
という弱点があるため、これら弱点を克服するようデッキ構築してみた。
デッキ内容
- カード名後ろに★があるのは、非クリーチャー・パーマネントをクリーチャー化するカード
- カード名後ろに◆があるのは、本デッキのキーカード
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【統率者 1枚】
1 《蝕むもの、トクスリル/Toxrill, the Corrosive》
【クリーチャー 9枚】
1 《ヘドロの怪物/Sludge Monster》◆
1 《吸血術士/Sangromancer》
1 《虐殺のワーム/Massacre Wurm》
1 《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
1 《呪文探求者/Spellseeker》
1 《粗石の魔道士/Trinket Mage》
1 《オーラ泥棒/Aura Thief》
1 《聖別されたスフィンクス/Consecrated Sphinx》
1 《さまようアルカイック/Wandering Archaic》
【インスタント 10枚】
1 《神秘の教示者/Mystical Tutor》
1 《サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift》
1 《否認/Negate》
1 《対抗呪文/Counterspell》
1 《マナ吸収/Mana Drain》
1 《大あわての捜索/Frantic Search》
1 《知識の渇望/Thirst for Knowledge》
1 《激情の後見/Fierce Guardianship》
1 《意志の力/Force of Will》
1 《吸血の教示者/Vampiric Tutor》
【ソーサリー 10枚】
1 《思案/Ponder》
1 《定業/Preordain》
1 《Timetwister》
1 《召し上げ/Expropriate》
1 《再活性/Reanimate》
1 《悪魔の教示者/Demonic Tutor》
1 《夜の囁き/Night’s Whisper》
1 《毒の濁流/Toxic Deluge》
1 《滅び/Damnation》
1 《苦痛の命令/Decree of Pain》
【アーティファクト 25枚】
1 《コーマスの鐘/Kormus Bell》★
1 《魔力の墓所/Mana Crypt》
1 《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》
1 《頭蓋骨絞め/Skullclamp》
1 《探検の地図/Expedition Map》
1 《多用途の鍵/Manifold Key》
1 《魔力の櫃/Mana Vault》
1 《太陽の指輪/Sol Ring》
1 《旅人のガラクタ/Wayfarer’s Bauble》
1 《ディミーアの印鑑/Dimir Signet》
1 《稲妻のすね当て/Lightning Greaves》
1 《精神石/Mind Stone》
1 《思考の器/Thought Vessel》
1 《アゾールの門口/Azor’s Gateway》
1 《ミミックの大桶/Mimic Vat》
1 《連合の秘宝/Coalition Relic》
1 《彩色の灯籠/Chromatic Lantern》
1 《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
1 《ファイレクシアの供犠台/Phyrexian Altar》
1 《スカイクレイブの秘宝/Skyclave Relic》
1 《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine》
1 《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
1 《スランの発電機/Thran Dynamo》
1 《金粉の水蓮/Gilded Lotus》
1 《不滅の太陽/The Immortal Sun》
【エンチャント 9枚】
1 《機械の行進/March of the Machines》★◆
1 《リスティックの研究/Rhystic Study》
1 《プロパガンダ/Propaganda》
1 《未来予知/Future Sight》
1 《動く死体/Animate Dead》
1 《ファイレクシアの闘技場/Phyrexian Arena》
1 《無慈悲/No Mercy》
1 《富の享楽/Revel in Riches》
1 《エレボスの指図/Dictate of Erebos》
【プレインズウォーカー 1枚】
1 《愚者滅ぼし、テヴェシュ・ザット/Tevesh Szat, Doom of Fools》
【土地 35枚】
1 《Underground Sea》
1 《湿った墓/Watery Grave》
1 《汚染された三角州/Polluted Delta》
1 《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
1 《湿地の干潟/Marsh Flats》
1 《霧深い雨林/Misty Rainforest》
1 《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
1 《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
1 《無限地帯/Myriad Landscape》
1 《真鍮の都/City of Brass》
1 《統率の塔/Command Tower》
1 《宝石の洞窟/Gemstone Caverns》
1 《マナの合流点/Mana Confluence》
1 《ファイレクシアの塔/Phyrexian Tower》
1 《露天鉱床/Strip Mine》
1 《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》
1 《古えの墳墓/Ancient Tomb》
1 《陰謀団の貴重品室/Cabal Coffers》
1 《家路/Homeward Path》
1 《ボジューカの沼/Bojuka Bog》
1 《聖遺の塔/Reliquary Tower》
1 《統率の灯台/Command Beacon》
1 《魂の洞窟/Cavern of Souls》
6 《島/Island》
6 《沼/Swamp》
本デッキの勝ち筋
とにかくマナ加速!
《蝕むもの、トクスリル》出すためには7マナないと始まらない。
青単タッチ黒もしくは黒単タッチ青とデッキ色配分を極端に偏らせて《魔力の篭手》《かごの中の太陽》でマナ加速する方法もある。
しかし青黒どちらも優秀なカードが多いため、今回はマナ・アーティファクトのほか《アゾールの門口》《富の享楽》《陰謀団の貴重品室》で大量マナを確保することにした。
《蝕むもの、トクスリル》を出し、クリーチャーを殲滅する
打ち消しで守りつつ《蝕むもの、トクスリル》を維持していれば、対戦相手のブロッカーはすぐに壊滅状態に。
ブロッカーが減った後は、悠々とナメクジの大群で殴りかかろう!
本デッキのキーカード
『イニストラード:真夜中の狩り』収録のレア・クリーチャー。
《蝕むもの、トクスリル》と同じスライム・カウンターを使用するため、《ヘドロの怪物》《蝕むもの、トクスリル》両方揃うと、対戦相手の全クリーチャーが毎ターン-1/-1修正が累積する2/2バニラクリーチャーになる。
わずか2ターンで死んじゃうね
(;一_一)
とはいえ《ヘドロの怪物》単体なら対戦相手の統率者を無力化して戦場に留めておける。
相手によっては両方出さない方が良いかも?
『ミラディン』初出のレア・エンチャント。
固有色上干渉しにくいアーティファクトをクリーチャー化することで、《蝕むもの、トクスリル》で対処できるようになる。
特に《息詰まる徴税》《波止場の恐喝者》などが生成する宝物・トークンは全体強化手段がない限り0/0による状況起因処理で即座に死亡するため劇的に効く。
自分の《富の享楽》も宝物・トークンが貯まらず、いつまで経っても特殊勝利できないのはご愛嬌!?
さいごに
なお、同じく固有色上干渉しにくいエンチャントに対しては《オーラ泥棒》を採用している。
また、沼をクリーチャー化する《コーマスの鐘》も採用しているが、《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》《蝕むもの、トクスリル》との組み合わせで一方的に全土地破壊&ナメクジ・トークン大量生成とリアルファイト必至になる。
回してみた感想としては、7マナと重いので一見カジュアルっぽいけど、いざ回り出すと一方的にコントロールする状況になりやすい。
パワーレベルの調整が難しい統率者かな
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