今回のカジュアル統率者
『モダンホライゾン2』収録神話レア。
『モダンホライゾン2』の統率者候補カードレビューはこちらの記事でまとめているよ
マジック:ザ・ギャザリング初のペーパーバック小説『アリーナ/Arena』に登場したキャラクター。
『アリーナ/Arena』でガースが唱えていた呪文をカード化しているの?
必ずしもそうではないらしい
小説発行当時(1994年)は、最初のセットである『アルファ』しか発売されていない時代。
ガースは『アルファ』の任意の呪文を唱えられるので、カード化に際しては小説内で唱えた事実よりも“fun gameplay”を優先したとのこと。
リスト見たけど、《灰色熊》が採用されなくて良かった
喧嘩売ってんの!?
デッキ内容
- カード名後ろに★があるのは、《片目のガース》の起動型能力とシナジーがあるカード
- カード名後ろに◆があるのは、本デッキのキーカード
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【統率者 1枚】
1 《片目のガース/Garth One-Eye》◆
【クリーチャー 8枚】
1 《種子生まれの詩神/Seedborn Muse》★
1 《波止場の恐喝者/Dockside Extortionist》
1 《憤怒/Anger》
1 《イリーシア木立のドライアド/Dryad of the Ilysian Grove》
1 《クルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphix》
1 《ムル・ダヤの巫女/Oracle of Mul Daya》
1 《ニクス咲きの古きもの/Nyxbloom Ancient》
1 《さまようアルカイック/Wandering Archaic》
【インスタント 10枚】
1 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
1 《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
1 《神秘の教示者/Mystical Tutor》
1 《否認/Negate》
1 《対抗呪文/Counterspell》
1 《マナ吸収/Mana Drain》
1 《サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift》
1 《激情の後見/Fierce Guardianship》
1 《吸血の教示者/Vampiric Tutor》
1 《偏向はたき/Deflecting Swat》
【ソーサリー 19枚】
1 《祖先の幻視/Ancestral Vision》
1 《Timetwister》
1 《精神の願望/Mind’s Desire》
1 《時のらせん/Time Spiral》
1 《悪魔の教示者/Demonic Tutor》
1 《毒の濁流/Toxic Deluge》
1 《苦痛の命令/Decree of Pain》
1 《自然の知識/Nature’s Lore》
1 《三顧の礼/Three Visits》
1 《耕作/Cultivate》
1 《木霊の手の内/Kodama’s Reach》
1 《ピールの気紛れ/Pir’s Whim》
1 《発見の誘惑/Tempt with Discovery》
1 《汚損破/Vandalblast》
1 《Wheel of Fortune》
1 《滅ぼし/Damn》
1 《至高の評決/Supreme Verdict》
1 《最後の抵抗/Last Stand》
1 《無慈悲な追い立て/Merciless Eviction》
【アーティファクト 15枚】
1 《千年霊薬/Thousand-Year Elixir》★◆
1 《ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearth》★
1 《魔力の墓所/Mana Crypt》
1 《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》
1 《探検の地図/Expedition Map》
1 《太陽の指輪/Sol Ring》
1 《精神石/Mind Stone》
1 《思考の器/Thought Vessel》
1 《彩色の灯籠/Chromatic Lantern》
1 《連合の秘宝/Coalition Relic》
1 《スカイクレイブの秘宝/Skyclave Relic》
1 《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
1 《金粉の水蓮/Gilded Lotus》
1 《虹色の大地鏡/Prismatic Geoscope》
1 《ノーンの別館/Norn’s Annex》
【エンチャント 8枚】
1 《Moat》
1 《息詰まる徴税/Smothering Tithe》
1 《安全の領域/Sphere of Safety》
1 《森の知恵/Sylvan Library》
1 《マナの反射/Mana Reflection》
1 《ゼンディカーの復興者/Zendikar Resurgent》
1 《ティムールの隆盛/Temur Ascendancy》
1 《ミラーリの目覚め/Mirari’s Wake》
【プレインズウォーカー 4枚】
1 《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》★
1 《時間の大魔道士、テフェリー/Teferi, Temporal Archmage》★
1 《運命を変える者、アミナトゥ/Aminatou, the Fateshifter》★
1 《ラル・ザレック/Ral Zarek》★
【土地 35枚】
1 《水辺の学舎、水面院/Minamo, School at Water’s Edge》★
1 《永遠の聖域/Sanctum of Eternity》★
1 《Tundra》
1 《Underground Sea》
1 《Badlands》
1 《Taiga》
1 《Savannah》
1 《Scrubland》
1 《Bayou》
1 《Tropical Island》
1 《Volcanic Island》
1 《Plateau》
1 《大瀑布/Cascading Cataracts》
1 《真鍮の都/City of Brass》
1 《マナの合流点/Mana Confluence》
1 《統率の塔/Command Tower》
1 《宝石の洞窟/Gemstone Caverns》
1 《インダサのトライオーム/Indatha Triome》
1 《ケトリアのトライオーム/Ketria Triome》
1 《ラウグリンのトライオーム/Raugrin Triome》
1 《ゼイゴスのトライオーム/Zagoth Triome》
1 《サヴァイのトライオーム/Savai Triome》
1 《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
1 《汚染された三角州/Polluted Delta》
1 《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
1 《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
1 《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
1 《苔汁の橋/Mosswort Bridge》
1 《死者の原野/Field of the Dead》
1 《古えの墳墓/Ancient Tomb》
1 《統率の灯台/Command Beacon》
1 《平地/Plains》
1 《島/Island》
1 《沼/Swamp》
1 《山/Mountain》
1 《森/Forest》
本デッキの勝ち筋
速攻付与やアンタップ手段とともに《片目のガース》を出す
除去耐性こそないが、生き延びれば次ターンから手札が6枚増えるようなものなので、なるべく早く戦場に出したい。
速攻付与手段があれば、《片目のガース》を出した直後に除去を撃たれても、
- 《片目のガース》起動して《ブラック・ロータス》を唱える
- 手札のカウンターで打ち消す
という動きが可能!
リリースノートでも書かれているけど、解決中に呪文を唱えるからアーティファクトでもインスタント・タイミングで唱えられるよ!
さらに、デッキに複数枚採用したアンタップ手段を使うことで、1ターン中に複数回能力起動が可能!
2枚目の除去を撃たれても、
- 《片目のガース》をアンタップ
- 《片目のガース》起動して《新たな芽吹き》を唱える
- 墓地のカウンターを回収して除去を打ち消す
といったテクニカルな動きができる。
能力を使い切った《片目のガース》は再利用する
一度選択したカードは再選択できない。
6枚全て使い切ってしまったり、黒単相手の《恐怖》など使えないカードが残ってしまったら、バウンスやブリンクで《片目のガース》を再利用しよう。
本デッキのキーカード
能力が銀枠みたいなので侮っていたけど、統率者指定したらメチャクチャ強い!
起動型能力で選択できる呪文は以下の6枚。
- 《解呪》
- 《知識の噴出》
- 《恐怖》
- 《シヴ山のドラゴン》
- 《新たな芽吹き》
- 《ブラック・ロータス》
まず、統率者戦禁止カードである《ブラック・ロータス》を唱えられる時点でバグっている。
《片目のガース》出した次ターンに、土地セット+《ブラック・ロータス》で9マナまで届くよ。
見た目以上に超マナ加速できるね(;一_一)
さらに、
- 墓地のカードを《新たな芽吹き》で再利用
- 戦場の脅威を《解呪》《恐怖》で排除
- 手札が枯れたら《知識の噴出》で大量ドロー
と隙がない。
あれ?
《シヴ山のドラゴン》は?
《シヴ山のドラゴン》を出せる余裕がある時点で、もうそのゲームは勝っている(爆
『ローウィン』初出レア・アーティファクト。
統率者セットで複数回再録されていて、入手しやすいのが嬉しい。
速攻相当付与&アンタップと、《片目のガース》にとって必要な要素が詰まっている。
《片目のガース》以外にも、タップが必要な起動型能力を持つクリーチャーを採用しても良いかもね
さいごに
ヴィンテージ民には当たり前の感想だろうけど、《ブラック・ロータス》は強いわ
コピーでも統率者戦で使えると感動するね!
再録禁止の影響で公式にトークン・カードは作られないので、選択するカードのプロキシは用意したい
どこまで本物を用意できるか、チキンレースが始まるんですね(>_<)
ついでに
カードのコピーを生成して唱えるという挙動は滅多にないので、以下のカードと組み合わせた時の挙動を検証してみた。
ブライトハースの指輪》など起動型能力をコピーするカード
《片目のガース》が起動型能力(A)をスタックに乗せたのに対応して、その起動型能力をコピー(B)する。
この場合、(B)で選択したカードを(A)で選択することはできない。
《倍増の季節》などトークンを2倍にするカード
リリースノートに以下の記載がある。
・解決中のパーマネント呪文のコピーは、戦場に出る際にトークンになる。これらのトークンは、これが起きたときに「生成された」と見なされない。
結果として、《倍増の季節》が戦場にある状況で《ブラック・ロータス》《シヴ山のドラゴン》を唱えても、それらのトークンは生成されたと見なされないので2倍にならない。
《石成エンジン》の各起動型能力
- 1番目の能力は《ブライトハースの指輪》と同じ
- 2番目の能力は《解呪》《知識の噴出》《恐怖》《新たな芽吹き》をコピー可能
- 3番目の能力は《ブラック・ロータス》《シヴ山のドラゴン》をコピー可能
メチャクチャ相性良いじゃん。
なんで採用してないの?
《時間の大魔道士、テフェリー》と2枚で無限マナコンボで、本サイトのコンセプトに反するから抜いていた。
無限コンボに抵抗なければ《ブライトハースの指輪》と入れ替えるのが良いかな
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