今回のカジュアル統率者
『ストリクスヘイヴン:魔法学院』収録神話レア。
対抗色である伝説のエルダー・ドラゴンサイクルの一枚。
『ストリクスヘイヴン:魔法学院』の統率者候補カードレビューはこちらの記事でまとめているよ
サイクル中では7マナ4/4飛行とマナレシオは悪いが、《若葉のドライアド》のように各アップキープに邪魔者・クリーチャー・トークンを生成するので、ボードアドは稼ぎやすい。
自分の全土地をアンタップする起動型能力も強力じゃない?
使ってみた感想としては、起動型能力は意外と弱い印象かな
一見豪快で強力な効果に見えるけど、
- 全土地をアンタップする効果自体は、勝利に全く直結しない
- 統率者戦が初期ライフ40点とはいえ、10点ライフ支払いは重すぎる
- トークン生成能力と何らシナジーがない
なので、今回は邪魔者・トークン・クリーチャーをメインテーマに、サクリファイスデッキにしてみた
デッキ内容
- カード名後ろに★があるのは、邪魔者・トークン・クリーチャー関連カード
- カード名後ろに◆があるのは、本デッキのキーカード
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【統率者 1枚】
1 《ベレドロス・ウィザーブルーム/Beledros Witherbloom》
【クリーチャー 18枚】
1 《セッジムーアの魔女/Sedgemoor Witch》★
1 《無神経な血魔道士/Callous Bloodmage》★
1 《血流の学部長、ヴァレンティン/Valentin, Dean of the Vein》★
1 《厄介な害獣、ブレックス/Blex, Vexing Pest》★
1 《ズーラポートの殺し屋/Zulaport Cutthroat》
1 《蛇術師/Ophiomancer》
1 《残忍な騎士/Murderous Rider》
1 《ネイディアの夜刃/Nadier’s Nightblade》
1 《墓所の怪異/Crypt Ghast》
1 《無慈悲な略奪者/Pitiless Plunderer》
1 《ロークスワインの元首、アヤーラ/Ayara, First of Locthwain》
1 《荒涼とした心のエレボス/Erebos, Bleak-Hearted》
1 《永遠の証人/Eternal Witness》
1 《ウッド・エルフ/Wood Elves》
1 《クルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphix》
1 《ムル・ダヤの巫女/Oracle of Mul Daya》
1 《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》
1 《魂浸し、ダイナ/Dina, Soul Steeper》
【インスタント 5枚】
1 《吸血の教示者/Vampiric Tutor》
1 《ザットの意志/Szat’s Will》
1 《輪作/Crop Rotation》
1 《カマールの意志/Kamahl’s Will》
1 《ウィンドグレイスの裁き/Windgrace’s Judgment》
【ソーサリー 12枚】
1 《害獣の侵入/Pest Infestation》★◆
1 《瀉血/Exsanguinate》
1 《悪魔の教示者/Demonic Tutor》
1 《毒の濁流/Toxic Deluge》
1 《滅び/Damnation》
1 《往時軍の覚醒/Awaken the Erstwhile》
1 《苦痛の命令/Decree of Pain》
1 《自然の知識/Nature’s Lore》
1 《三顧の礼/Three Visits》
1 《耕作/Cultivate》
1 《木霊の手の内/Kodama’s Reach》
1 《ピールの気紛れ/Pir’s Whim》
【アーティファクト 12枚】
1 《死に至る大釜/Pestilent Cauldron》★
1 《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》
1 《魔力の墓所/Mana Crypt》
1 《頭蓋骨絞め/Skullclamp》
1 《太陽の指輪/Sol Ring》
1 《稲妻のすね当て/Lightning Greaves》
1 《魔学コンパス/Thaumatic Compass》
1 《思考の器/Thought Vessel》
1 《精神石/Mind Stone》
1 《アシュノッドの供犠台/Ashnod’s Altar》
1 《ファイレクシアの供犠台/Phyrexian Altar》
1 《エレボスの鞭/Whip of Erebos》
【エンチャント 14枚】
1 《荒廃の塚/Blight Mound》★
1 《あまたの生け贄/Hecatomb》◆
1 《想起の拠点/Bastion of Remembrance》
1 《ファイレクシアの闘技場/Phyrexian Arena》
1 《汚染/Contamination》
1 《墓穴までの契約/Grave Pact》
1 《無慈悲/No Mercy》
1 《エレボスの指図/Dictate of Erebos》
1 《森の知恵/Sylvan Library》
1 《イトリモクの成長儀式/Growing Rites of Itlimoc》
1 《似通った生命/Parallel Lives》
1 《倍増の季節/Doubling Season》
1 《永遠への旅/Journey to Eternity》
1 《腐れ蔦の再生/Moldervine Reclamation》
【プレインズウォーカー 3枚】
1 《巨森の予見者、ニッサ/Nissa, Vastwood Seer》
1 《愚者滅ぼし、テヴェシュ・ザット/Tevesh Szat, Doom of Fools》
1 《戦慄衆の将軍、リリアナ/Liliana, Dreadhorde General》
【土地 35枚】
1 《Bayou》
1 《草むした墓/Overgrown Tomb》
1 《ガイアの揺籃の地/Gaea’s Cradle》
1 《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
1 《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
1 《湿地の干潟/Marsh Flats》
1 《霧深い雨林/Misty Rainforest》
1 《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
1 《統率の塔/Command Tower》
1 《真鍮の都/City of Brass》
1 《マナの合流点/Mana Confluence》
1 《宝石の洞窟/Gemstone Caverns》
1 《高級市場/High Market》
1 《死者の原野/Field of the Dead》
1 《苔汁の橋/Mosswort Bridge》
1 《ファイレクシアの塔/Phyrexian Tower》
1 《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》
1 《陰謀団の貴重品室/Cabal Coffers》
1 《ヤヴィマヤのうろ穴/Yavimaya Hollow》
1 《古えの墳墓/Ancient Tomb》
1 《無限地帯/Myriad Landscape》
1 《ボジューカの沼/Bojuka Bog》
1 《聖遺の塔/Reliquary Tower》
4 《沼/Swamp》
2 《冠雪の沼/Snow-Covered Swamp》
4 《森/Forest》
2 《冠雪の森/Snow-Covered Forest》
本デッキの勝ち筋
マナ加速しつつ、横展開していく
《ベレドロス・ウィザーブルーム》が7マナと重い&起動型能力を活かすため、土地サーチをメインにマナ加速する。
邪魔者・トークン・クリーチャーを含めたクリーチャーの横展開も併せて行う。
《ベレドロス・ウィザーブルーム》を戦場に出し、横展開を加速!
《ベレドロス・ウィザーブルーム》自体に除去耐性はないが、自身の起動型能力でほぼフリースペルとなるので、出し惜しみは不要。
邪魔者・トークン・クリーチャーを毎ターン生成して、ボードアドを稼ごう!
サクリファイス系カードで40点ライフを直接狙う
複数のサクリファイス系カード+大量のクリーチャー・トークンが並ぶと、対戦相手は全体除去すら撃てなくなる。
あっという間にライフロスしちゃうもんね
本デッキのキーカード
『統率者2021』-ウィザーブルームの魔術-収録のレア・ソーサリー。
ゴルガリカラーはアーティファクトやエンチャントといった置物破壊が得意な色ではあるが、全体除去するカードが多く、横展開したい本デッキではアド損しやすい。
その点、《害獣の侵入》なら対象数を可変できるため、除去したい置物だけを選んで破壊できる。
また、邪魔者・トークン・クリーチャー生成数もXの2倍と多いため、結果としてボードアドを稼ぎやすい。
X=1(マナ総量3)でも、置物1個破壊してトークン2体生成と、X呪文にも関わらずマナレシオが良いのも特徴。
X=0で撃たない限りは得するぞ!
本デッキのロマン枠!
『アイスエイジ』初出のレア・エンチャント。
《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》との併用前提ではあるが、本デッキなら
- 生け贄に捧げるクリーチャーには困らない
- 《ベレドロス・ウィザーブルーム》の起動型能力で2倍ダメージを飛ばせる
- サクリファイス系カードで減らした対戦相手のライフを直接詰められる
といったメリットがある。
さいごに
サクリファイス系カードでライフロスを狙うだけでは、対戦相手は全体除去以外の動きを好き勝手できてしまう。
そのため、マナ拘束や布告、手札破壊を絡め、積極的に対戦相手の動きを妨害していく必要がある。
サクリファイス系カードは、横展開してからでないと真価を発揮しにくいよ。
どうしても遅くなるから、真価を発揮するまでの間、妨害手段を多めにしないと勝ち切れないことが多いね
さらに、統率者である《ベレドロス・ウィザーブルーム》自身が、トークン生成と全土地アンタップといった補助的な動きしかできず、妨害するのもゲームを決めるのも、手札や戦場の状況次第になってしまう。
7マナもかかるのに劣勢を挽回する力が無いので《ベレドロス・ウィザーブルーム》を統率者指定するのは、思ったより苦行だったな(>_<)
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