たった2マナで統率者を奪えるので・・・
統率者戦で良く使われるのが《金粉のドレイク》!
《金粉のドレイク》とは
『ウルザズ・サーガ』収録の再録禁止カード。
対戦相手のクリーチャーとコントロール交換するETB能力を持つ。
1対1戦なら3/3飛行は脅威。
だけど、初期ライフが40点もあって、強力な伝説クリーチャーがほぼ確実に登場する統率者戦なら、使わない手はない!?
と思われがちだけど、コミュニティメタやトレンドに影響されやすい
例えば、
- 《タッサの神託者》などコンボ狙い
- 統率者指定がプレインズウォーカー
- ETB能力持ちクリーチャー
ばかりの環境では、《金粉のドレイク》が活躍するのは難しい。
エルドラージなど、特定少数の強力なクリーチャーが活躍するメタになったら採用するのが良いかな
さいごに
《金粉のドレイク》は《支配魔法》の亜種感覚で使いがちだけど、ETB能力であるせいで唯一無二のカードだったりする。
それは、対象を取る能力なのに立ち消えしない(対象が不正になっても解決される)こと!
立ち消えしてしまうと、対象クリーチャーを対応してバウンスや除去するだけで、2マナ3/3飛行の超高性能ウィニークリーチャーとして悪用できてしまうため。
複数回のオラクル変更を経て現在のオラクルになったのは、なんと『ドミナリア』での立ち消えに関するルール変更があった2018年4月!
《金粉のドレイク》以外の、対象をとる呪文や能力は、解決時に全ての対象が不正な場合、それは解決されずに消滅する=なにもしないよ。
1998年登場から20年過ぎてもオラクル変更されて遊び倒せるのがMTGの凄いとこだよね~
なお、現在の《金粉のドレイク》ETB能力のオラクルは以下の通り。
金粉のドレイクが戦場に出たとき、対戦相手1人がコントロールするクリーチャーを最大1体まで対象とし、金粉のドレイクとそれのコントロールを交換する。交換しないまたはできないなら、金粉のドレイクを生け贄に捧げる。この能力は、その対象が不正になったとしても解決される。
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