エクステンデッドやレガシーで禁止なほど強力だけど・・・
統率者戦で、無条件に採用するほどではないのが《適者生存》!
《適者生存》とは
『エクソダス』初出のエンチャント。
手札のクリーチャー・カードに、緑1マナの多相・サイクリングが付くようなイメージ。
手札のクリーチャー・カードが、唱えない緑1マナの《エラダムリーの呼び声》にもなるとも言えるけど、どちらにしても壊れてるなぁ
実際、カードプールが広いほど強力なクリーチャーを採用できるため、エクステンデッドやレガシーでは禁止カード指定されている。
採用しない理由はいくつか考えられる。
- 単体で直接アドバンテージを取らない
- クリーチャー偏重デッキでないと、うま味がない
- 起動に緑1マナがかかるため、見た目以上に緑が濃い必要がある
- やっていることがフェアデッキ
単体で直接アドバンテージを取らない
2マナと軽いが、起動しないと意味がない。
しかし、《師範の占い独楽》同様、序盤に出して起動するとデッキの動きが悪くなる。
起動せずに序盤デッキが回るようでないと、構築段階で間違っているってことか
クリーチャー偏重デッキでないと、うま味がない
起動するにもサーチ先にもクリーチャーが必要なので、20枚以上は欲しい。
《ゴブリンの太守スクイー》など、手札に戻るクリーチャーがあれば水増しできるんじゃない?
統率者戦だと1枚ずつしか採用できないし、手札に戻る条件が1ターンに1回程度だとちょっと物足りないかな
起動に緑1マナがかかるため、見た目以上に緑が濃い必要がある
起動に緑1マナがかかるため、1ターン中に複数回起動するのは、多色デッキだと厳しい。
複数回起動後に、緑が濃いクリーチャーは唱えにくいね
やっていることがフェアデッキ
シルバーバレット戦略は強力だけど、結局はクリーチャー展開でしかないため、フェアデッキの動きになりがち。
《生ける屍》《ゴブリンの溶接工》などリアニメイト手段と組み合わせたり、《壊死のウーズ》によるウーズ・サバイバルを採用すれば多少は解消される。
ただし、多人数戦で初期ライフ40点もある統率者戦でウーズ・サバイバルを勝利手段にする場合、デッキ総コストを相当上げないといけないため、かなり調整が難しい
さいごに
《適者生存》を活かそうとすると、意外とデッキ構築が歪むってことか
デッキ構築の歪み具合で言うと《ドルイドの誓い》も同じだけど、序盤に貼っておけばよいというものでもなく、起動コストも馬鹿にならない。
2マナだけど実際に役立つのは中盤以降なので、4~5マナ相当のエンチャントというイメージで採用した方が良いかもな
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