記載はないけれど
実質的に後攻が有利になるカードは、《土地税》《税収》など白に多い。
かざろふ伯
一方、ルール・テキストに開始プレイヤーでない=後攻とハッキリ書いてあるのが《宝石の洞窟》!
《宝石の洞窟》とは
『時のらせん』初出のレア・土地。『時のらせんリマスター』では神話レアに格上げ再録されている。
無色土地?5色土地?
ウィニー君
デッキ構築する時、《宝石の洞窟》は無色土地として計算する?
それとも5色土地として計算する?
かざろふ伯
基本的に5色土地として計算して問題ない
《宝石の洞窟》の本領発揮は初手であり、かつ後攻の機会が多い統率者戦なら、ほぼ5色で使える。
《モックス・ダイアモンド》《金属モックス》との違い
ウィニー君
1枠しかスロットなかったら、《宝石の洞窟》《モックス・ダイアモンド》《金属モックス》どれでも代用できる?
かざろふ伯
使用感が全然違うので、代用できるとは言い難い。
プレイに特に影響しそうな違いを表にしてみた
カード名 | カード・タイプ | 追加で必要な手札 | 生成できる色 | 後引き |
《宝石の洞窟》 | 土地 | 制限なし | 全色 | 無色土地 |
《モックス・ダイアモンド》 | アーティファクト | 土地 | 全色 | 変化なし |
《金属モックス》 | アーティファクト | アーティファクトでも 土地でもない有色カード | 刻印色のみ | 変化なし |
かざろふ伯
個人的に《金属モックス》は統率者戦で強く感じないことが多い。
その理由はいくつかあって…
- ハイランダー構築なので、追加で必要な手札が有効牌なことが多い
- 生成できる色を気にしないといけない
- 単色デッキ向けと言いたい所だが、統率者戦の単色デッキは茶単構成になりやすい
ウィニー君
カード・タイプと後引きは優劣無し?
かざろふ伯
《宝石の洞窟》は単体でアンタップインの無色土地と使えるのが強み。
一方、《モックス・ダイアモンド》《金属モックス》は土地のプレイ回数と関係なく戦場に出せるのが強み
たとえば、《むかつき》などで溢れんばかりに手札が増えるコンボデッキでは、《宝石の洞窟》よりも《モックス・ダイアモンド》《金属モックス》の方が嬉しいだろう。
《モックス・ダイアモンド》《金属モックス》と共通すること
逆に、《宝石の洞窟》《モックス・ダイアモンド》《金属モックス》に共通するのは、初手でプレイする際に追加で手札を消費するハンドアド損。
ハンドアド損の解消方法は3つあり、
- デモコンタッサなどの瞬殺コンボ
- 《Timetwister》《Wheel of Fortune》など7枚ドロー
- 《リスティックの研究》《ファイレクシアの闘技場》など継続ドロー
かざろふ伯
解消方法に優劣は無い。
が、これら解消方法を考慮しないと、マナ加速して統率者も出したけど手札が枯れてて失速…となりかねない
《宝石の洞窟》にとっての追い風
- ◇マナを必要とするエルドラージ部族カードの存在
- 《成長の揺り篭、ヤヴィマヤ》などすべての土地にマナ生成能力を付与するカードの増加
かざろふ伯
総じて使い勝手が良く、ハンドアド損解消方法を十分考慮できていれば、多色デッキでは入れ得
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