無限コンボは数あれど・・・
統率者戦で見かける機会が少ないのが、《魔の魅惑》を用いるアルーレン。
レガシーでも玄人好みなイメージだよね
そのアルーレンのキーパーツが《洞窟のハーピー》!
《洞窟のハーピー》とは
『プレーンシフト』にのみ収録のコモン・クリーチャー。
俗に開門といわれる、戦場に出たとき、あなたがコントロールする特定の色(自身と同じ色)のクリーチャー1体をそのオーナーの手札に戻すETB能力を持つクリーチャー・サイクルの1枚。
サイクル中で唯一、《洞窟のハーピー》がアルーレンのキーパーツとなる理由は、1ライフで自発的に手札に戻れる起動型能力!
《魔の魅惑》と《洞窟のハーピー》を組み合わせれば、他の3マナ以下のクリーチャー出し入れし放題なのね(>_<)
統率者戦なら初期ライフ40点だし、《本質の管理人》もいればライフの心配もなくなるし、強力極まりない!
・・・はずなのに、なんでマイナーなんだろ?
以下の3点が理由かな
- 3マナ以下のクリーチャーしか《魔の魅惑》の恩恵がない
- 《魔の魅惑》は全プレイヤーに影響する
- 《魔の魅惑》《洞窟のハーピー》どちらも代替パーツがない
3マナ以下のクリーチャーしか《魔の魅惑》の恩恵がない
4マナ以上のクリーチャーを採用する理由が少なくなり、デッキ構築が歪みやすい。
アルーレンで無限マナすれば、4マナ以上でも関係なくない?
あまりスマートではないかな
- アルーレンを使わなくても、無限マナ手段は多い
- アルーレンでマナ踏み倒しているのに、無限マナを目指す矛盾
- 無限マナ達成まで、4マナ以上のクリーチャーが手札で腐る
《魔の魅惑》は全プレイヤーに影響する
全プレイヤーに影響するカードは、思わぬ友情コンボを引き起こす可能性がある。
《魔の魅惑》《洞窟のハーピー》どちらも代替パーツがない
統率者戦はハイランダー構築なので、代替パーツがないコンボは揃えにくい。
《魔の魅惑》《洞窟のハーピー》それぞれ単体で採用する手もあるが、この2枚以上に柔軟性のある組み合わせは無いのが現状。
さいごに
アルーレンは採用するクリーチャー次第で、無限ドロー・無限マナ・無限ライフ・無限ダメージなど何でもできる。
一方で、3マナ以下の縛りによりクリーチャーのカードパワーが低めになりやすく、アルーレンを妨害された場合に挽回しにくい。
そして最大の難点が、スゥルタイカラーでアルーレンに活かせる統率者が《追跡する影、ウキーマ》くらいしかいないことかな
統率者が絡まないコンボでデッキ構築が歪むのは、避けたいもんね(;一_一)
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