サルゲッチュなんて・・・
ウィニー君
ゲームでさえ2010年発売のプレステ3版が最後なのに、デッキ名として知ってたら年齢がバレるわ(-_-;)
コミカルなデッキ名とは裏腹に、エクステンデッドのティンカーの亜種として大会優勝歴もあるパワフルなデッキだったりする。
かざろふ伯爵
そんなサルゲッチュのキーカードだったのが《猿の檻》!
《猿の檻》とは
『メルカディアン・マスクス』のみ収録のレアアーティファクト。
クリーチャーETB誘発で生け贄に捧げ、そのクリーチャーのマナ・コストに等しい数の緑の2/2猿クリーチャー・トークンを生成する。
かざろふ伯爵
自分だけでなく、対戦相手がクリーチャーを出しても誘発するのがポイント。
1対1戦ならともかく、統率者戦で何も考えずに使うと、0マナのクリーチャー・トークンETBに誘発して0体生成しかねない(-_-;)
ウィニー君
ダメじゃん(-_-;)
ところが、そんなデメリットを補って余りあるメリットがある。
かざろふ伯爵
それが、書式のあや!
この手の能力にありがちな
- 「~を生け贄に捧げる。そうした場合~する。」ではなく
- 「~を生け贄に捧げ、~する。」と書かれている
つまり、《猿の檻》が誘発してからトークン生成までが一文のため、複数回誘発させうる。
ウィニー君
どういうこと!?
具体的には、
- 複数のクリーチャーが同時に戦場に出る
- 《猿の檻》の誘発型能力に対応して、さらにクリーチャーを出す
ことで、それらクリーチャーのマナ・コストを合計した数のトークンが出せる。
かざろふ伯爵
方法としてはいくつか考えられるが、『統率者レジェンズ』で複数のクリーチャーが同時に戦場に出るキーワード能力といえば再演!!
さいごに
《猿の檻》を再利用するためアーティファクト墓地回収手段も欲しいところ。
かざろふ伯爵
統率者戦でもワンチャンありそうなポテンシャルはある。
無限トークンではなくトークン並べて楽しみたい時におすすめかな?
ウィニー君
猿部族デッキとかあえて苦行を積むのもあり!?
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